■白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第34回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

■自然な振り子運動を作る

内藤雄士コーチ(以下内藤):前回のレッスンで、アプローチショットでフェースにボールが乗る感覚はわかりましたか?

白石あさえ(以下白石):そうですね。うまく打てている時と打てていない時の感触の差はわかるようになりましたが、自分がどうやって振っているのかは、まだわからないですね。内藤コーチから、アプローチは「振り子運動」と説明してもらいましたが、振り子の支点はグリップになるんですか。それとも肩のあたりになるのか......。

内藤:なるほど。いい質問ですね。実はアプローチだけでなく、ショットも「振り子」をイメージするのですが、ショットのような大きなスイングの場合は、振り子の支点は背中側、たとえば首の後ろなどでイメージします。アプローチの場合は、振り幅が小さいので体の正面側をイメージするといいでしょう。

白石:具体的にどの場所になるんでしょうか?

内藤:胸を意識するといいんじゃないですか。支点を胸にして、しっかり体を回すことを意識して、腕とクラブを胸の動きに同調させる。それだけを意識すると自然に振り子運動になります。

白石:そもそも、振り子のように振れると何がよくなるんですか?

内藤:反復性が高まるので、ミスヒットが少なくなり、スピン量や落ちてからの転がり方も安定します。

白石:距離感を合わせやすくなるということですか?

内藤:その通りです。プロでも小さい動きほど反復性を高めることは実は難しくて、振り幅を調整することが上達するには必須項目なんですよ。この前観戦したトーナメントでもスタート前、プロたちが確認していましたよね。

白石:そうでした。他に注意するところはありますか?

内藤:白石さんはもともと背中が丸くなるクセがありますが、アプローチのようにクラブが短くて、ボールが近いショットの場合は、特に姿勢が悪くなりがちです。一度クラブを背骨に沿って当てて確認してから、アドレスに入りスイングするという練習を最初はやった方がいいかもしれませんね。

白石:そうでした! 別のポイントに夢中になっていると忘れてしまいますね。姿勢もしっかり意識しないと。アプローチも頑張って、上達を目指します。


●姿勢を正してから、「振り子」を作る

アプローチのように振り幅が小さいスイングは、このように目線が下がって姿勢が悪くなりがち。

基本に帰って、クラブを背中に当てて姿勢を確認。姿勢を正すことで、アプローチも反復性が高まる。

振り子の支点を胸にして振ると、軌道が安定してミスヒットが少なくなる。

胸を支点にすることでクラブが体の正面から外れない。ここが重要なポイントと内藤コーチ。

(つづく)

(内藤雄士プロフィール)
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

(白石あさえプロフィール)
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たす。この秋も各週刊誌の表紙、グラピアページに登場。セクシーなボディーで注目を集めている。最近は競馬も趣味に加わり、「南関ガールズ」として、競馬場イベントにも多数参加。近況は公式ブログとインスタグラムに随時アップされるのでチェックを。ゴルフのほうは最近、練習量を増やして、急成長中。「ジャストミートすると、気持ちのいい音がする。その割合が高くなってきた気がします」。内藤コーチもその変貌ぶりを認めており、そろそろコースデビューのお許しが出るかも!? 身長:164僉B:94 W:60 H:88 血液型:A型。

出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato