<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日◇27日◇宮崎カントリークラブ(6,448ヤード・パー72)>
「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の最終日が終了。今季37試合(KKT杯バンテリンレディスは震災のため中止)行われた国内女子ツアーで、最もラウンドしたのは114ラウンドをこなした西山ゆかりだった。
師匠とグータッチをする西山
ラウンド数を稼ぐには、試合に出場するだけでなく予選を突破しなければならないため、コンディション維持だけでなく常に高い位置で戦える強さも必要となってくる。今季の西山の成績を見てみると、「全英リコー女子オープン」出場のために欠場した「大東建託・いい部屋ネットレディス」以外の全ての試合に出場。予選落ちは「Tポイントレディス」、「マスターズGCレディース」の2試合のみとシーズン通じて状態の良さを発揮できたといって良い。
「私が一番ラウンドした気はしてたんですよ」と話す西山は、ここまでのラウンドができた理由について「周りのサポートのおかげです」と言う。「トレーナーさんや鍼灸師さんのおかげで1年怪我なく戦うことができました。痛いなぁと思いながらプレーすることもほとんどなかった。あとは丈夫な体に生んでくれた両親にも感謝ですね」と体調面の充実がつながったと語る。
調整の仕方が変わったことも、コンディション維持につながっている。「今年は1試合終わるごとに家に帰って犬と遊んで頭の中をリフレッシュしました。そのぶん会場入りを遅くしたりして、休養に充てたりしたことも元気よくできている理由の1つだと思います」。他にも、試合前日の練習ラウンドでプレーするのはINコースだけにして、OUTコースはクラブを握らず歩いてチェックするなど、疲労をためない工夫も凝らして積み上げたのが2052ホール消化という数字だ。
また、昨オフに師匠である芹澤信雄と取り組んだショートゲームも忘れてはならない。「様々なバリエーションのアプローチを教わったことで色々な場面でとても役立ちました。スコアメイクできるようになって大崩れが無くなった」。ショットの調子が上がらない試合でも予選を突破できるようになったのは、匠直伝の技だった。
長かったシーズンもこれで一休み。オフにやりたいことを聞いてみると「たくさん練習したいですね」と結局ゴルフがしたいらしい。「全体的にレベルアップしたいですが、特にパター。もうちょっと入ってくれていれば、もっと抜けることができていた試合もあった。来年勝ち切るためにもっと磨きます」。ラウンド数1位を獲れたのは、ゴルフが大好きということが何よりの理由である気がしてならない。
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