中国メディアの今日頭条はこのほど、現代の日本人のルーツの1つは、西暦184年から589年までの魏晋南北朝時代、もしくは隋や唐の時代に中国大陸から逃亡した人びとだと主張する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国メディアの今日頭条はこのほど、現代の日本人のルーツの1つは、西暦184年から589年までの魏晋南北朝時代、もしくは隋や唐の時代に中国大陸から逃亡した人びとだと主張する記事を掲載した。

 記事は「魏晋の時代の朝廷は、決して安定した存在ではなかった」と伝え、その執政に対する印象は「乱」であったと指摘し、「民は相次ぐ戦火の苦しみを味わい、あちこちに餓死者がいた」と説明。この西暦3世紀から6世紀にかけて、「当時の中国大陸に住んでいた人びとが日本に大量に移動する時期があった」と主張した。

 さらに、この時期に戦火を逃れようとした当時の中国人が、日本へ移動したことについて、古事記と日本書紀に泰氏の祖先とされる弓月君(ゆづきのきみ)が120県の民を率いて日本に帰化したとする記載があると紹介した。

 また記事は、唐の時代にも戦乱の時期があり、民は乱世戦火に耐え切れず日本へ逃亡したと説明。さらに、陝西省興平市で死んだとされる楊貴妃も、実は日本へ逃亡したという言い伝えもあるとし、現代の日本の多くの人には現代の中国人と同じ血がある程度流れているのは、否定できない事実だと説明する一方で、「それなのに日本人は中国侵略を狙うなど、なぜか好戦的」だと主張した。

 民族の祖先やルーツについての研究調査は非常に興味深いものだ。はるか過去に中国大陸から渡ってきた人びとが現代の日本人を構成する一部となったであろうことは間違いないが、それはあくまでも一部に過ぎず、DNAレベルで解析すると日本人にはシベリアや太平洋の島々、さらには東南アジアなど、さまざまな地域から海を渡って来た人びとの血が流れていると考えられている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)