扱いに困る!? 自称・コミュ障な男性に対して思うこと6つ!
人としゃべることや感情を表現することが苦手だったりする「コミュニケーション障害」、通称「コミュ障」。一般的に知られるようになり「コミュ障」を自称する人も増えてきています。そんな自称「コミュ障」な男性に対して思うことを社会人女性のみなさんに聞いてみました。
■経験が足りないだけ
・「人生経験少ないだけで、そのうち良くなると思う」(34歳/医療・福祉/専門職)
・「夢中になれることやいい人に巡りあっていないのかと思う」(25歳/医療・福祉/専門職)
・「もっと外界との接点を増やしたらいい」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
自分を出すことが苦手なのはコミュニケーション不足や経験不足が起因しているだけ。もっと経験をつむことで解消されるので心配する必要はないと考えるようです。
■自覚しているだけマシ
・「自覚しているだけまだマシだと思います」(26歳/その他/事務系専門職)
・「本当のコミュ障はそんなことすら言えないからあなたは大丈夫だよと思う」(29歳/ソフトウェア/技術職)
・「自分でコミュ障と言う人は意外にそうでもない。自信を持つことが大事だと思う。逆にコミュニケーション上手を自慢している人ほど、単におしゃべりでうるさいだけだったりする」(25歳/食品・飲料/専門職)
自称できているだけマシという意見も多数。また「得意」と自称している人の中にも周囲からすると問題を抱えているケースも珍しくはないようです。
■サボっているだけ
・「あくまで自称ということなので、コミュニケーションを取ろうとする努力をしてない部分があるんじゃないかなと思う」(32歳/不動産/専門職)
・「コミュ障っていう言葉でごまかして、自分からのコミュニケーションをサボっている人もいるよねって思う」(32歳/自動車関連/技術職)
・「自分でコミュ障と言っている人は、単にコミュニケーションを取りたくないってだけだなと思う。本当にコミュ障な人は、本人が気づかないと思うから」(33歳/医薬品・化粧品/営業職)
「コミュ障」といって面倒な問題から逃げているだけのように感じるという意見も多く見られました。自分のハードルを下げることで楽しようとしているように見えるのだそう。
■言葉を盾にしている
・「コミュ障という言葉を盾に開き直っているようにしか思えない」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「コミュ障と自称することで自己防衛を図っている。コミュ障で片付けるのではなく、もっと自分を変えようと思わないのか?と不思議に感じるし、女々しいと思う」(32歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「努力が足りないっていうか、それで許されていたんだろうけど……伸びしろを自分から無くしていてもったいないとは思う」(30歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
そう自称しておけば許させると思っていそうという意見も多くの人があげていました。自分から言ってしまうことに疑問を感じてしまう人は少なくないようです。
■仕事に支障がありそう
・「コミュ障だからといって人とかかわらないようにしていると、余計こじらせる。社会人男性がそれでは仕事もうまくいかないだろうし、結婚相手も見つからないと思う」(29歳/機械・精密機器/技術職)
・「社会人ともなれば、多少のコミュニケーションや付き合いは必須になるので、コミュニケーションが不足するといろんな面で支障がでてくると思う」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「今までに改善しようとか、どこに問題があるとかを考えなかったのかなと思う。このままじゃダメだと自分で思ったら、少しでも改善されていたと思うから」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
どんな仕事にせよ他人とのコミュニケーションは必要不可欠。「コミュ障です」では済まされない部分は大きいので、改善する努力を見せてほしいし、本人自身が困るだろうと感じるそう。
■それもまた個性!
・「個性として受け止めるべき。何も思わない」(30歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)
・「社会で生きていくのは少し大変だと思うけれど、人それぞれ個性なので自分の居場所をちゃんと確立してくれればいいと思う」(33歳/その他/クリエイティブ職)
・「そういう人がいてもいいと思う。人付き合いが苦手でもその人には他に良いところがあるはずだし、他の長所を認めてあげたい。社会はそういう人に対して寛容であるべきだと思う」(34歳/小売店/販売職・サービス系)
一方で「コミュ障」も個性の一つだという意見も見られました。その人がうまく話せないなら、周囲が話せるように持って行ったり、本人の良さを引き出せばいいと考えるようです。
■まとめ
実際の障害としての「コミュニケーション障害」の定義とは異なり、人見知りや他人とのおしゃべりを苦手とすることを指す「コミュ障」。ネットスラングとして割と気軽に使われ、最近では男女問わずそれを自称する人も増えています。どうやら業務上の会話は可能でも、日常会話や雑談を苦手とするタイプの人も多いよう。「コミュ障」という人たちとどう接するかは、一緒に過ごしていくうちに見いだしていくしかないのかもしれません。
(ファナティック)
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※『マイナビウーマン』にて2016年11月にWebアンケート。有効回答数155件(22〜34歳の働く女性)