アーチェリーハント

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 従来のスポーツをアレンジし、新たなスタイルと楽しさを生み出す。いま、そんな新スポーツが注目されている。

 誰もが知っているスポーツにアレンジを加えて、今までにない新たな魅力を創出したスポーツへの関心が高まっている。

 今年6月に日本初上陸したのが、オーストラリアで考案されたアーチェリーにサバイバルゲームの要素を加えた「アーチェリーハント」だ。基本的なルールは、敵味方に分かれた2チームで先端がスポンジの矢を当て合うもので、いってみれば雪合戦やドッジボールの弓矢バージョン。スポンジ付きの弓矢とはいえ、安全面に配慮し、フェイスゴーグルやグローブなどを装着して競技を行う。性別や年代といった体力差も、日ごろ体を動かしているか否かも関係なく、誰もがすぐに楽しめることが特徴だ。現在、東京と大阪で定期的に体験を兼ねたゲームが開かれており、1人での参加も可能。費用は3,800円(税込)。主催するのは、同スポーツの普及に努めるASOBIBA(東京都渋谷区)。

 また、今年で10年目の節目を迎えた「ソサイチ」と「ヘディス」も、最近あらためて脚光を浴びている。

 ソサイチとは南米生まれの7、8人制サッカーで、正式名称は「FOOTBALL 7 SOCIETY」。日本には2006年に紹介され、現在は一般社団法人 日本ソサイチ連盟(東京都多摩市)が普及に尽力中だ。人数の異なるサッカーでは5人以下のフットサルが有名だが、ソサイチは人数もさることながら内容もかなり異なる。ソサイチのコートは、フットサルの3倍と広い。その分、運動量、ボールタッチや戦術面は通常のサッカーに近く、またプレーに求められるスピードにいたっては、ソサイチの方が上といわれている。このあたりが魅力となり、競技人口は年々増加の一途。連盟の地道な努力も功を奏して、2017年1月には関東リーグもスタートする。将来は全国に9つのリーグが誕生するそうだ。同スポーツが気になる向きは、まずは個人で参加できるプログラムで足慣らし。料金は、例えば楽天地フットサルコート調布(東京都)で実施中の「個人ソサイチ」で1,500円(税込、2時間)。

 2006年にドイツの大学生が発案したのがヘディスだ。同スポーツは、ラケットならぬ頭で直径約18センチの専用ボールを打ち合う卓球。いうなればヘディング卓球だ。誕生から10年経過した今年は、リオでの日本勢の活躍で卓球が注目されるなか、ユニークさに興味を抱き、やってみたいという人が増えている。台は通常の卓球台を使い、ボールは専用ボールをインターネット通販で購入(1個14,95ユーロ/約1,760円)できる。

 この冬はランニングやサッカー、スノーボードなど旬の定番に加えて、新たなスポーツにトライしてみてはいかがだろう。

加藤 秀行[著]、阪神 裕平[著]