トロントでストリートギャング同士の抗争 指名手配された容疑者(出典:http://www.dailymail.co.uk)

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このほどカナダ・オンタリオ州のトロントで、ストリートギャング同士が激しい抗争を繰り広げたもよう。ある者は腹部を撃たれ、ある者は男性自身を切断されるなど現場はまさに流血の大惨事となったという。

トロント警察の発表したところによれば、事件が起きたのは5日午前4時ごろ。現場はトロント南部の「エンターテイメント・ディストリクト」と呼ばれる繁華街で、カナダ放送センター(CBC)もあるジョン・ストリートとマーサー・ストリートが交差するあたり。敵対する2つのストリートギャンググループの男たちがたまたま同じ場所に居合わせたことが間違いであったようだ。

『Toronto Sun』紙が伝えたところによれば、1つのグループに所属する38歳の男は刃物でペニスを切断され、幸いにも仲間がそれを拾い搬送先の病院で接合手術が成功した。だが同じグループの26歳の男は腹部を撃たれ重体に陥っており、予断を許さない状態が続いているという。

警察は8日、監視カメラの映像をもとに発砲したとみられる黒人の男の外見的特徴や当時の服装について写真を公開し、情報提供の協力を市民に呼び掛けている。パーティバスに乗っていたシカゴからの観光客は現場を目撃し「ある女性グループに男たちが絡んだことから抗争が勃発した。ペニスを切断された男は女性たちに暴言を吐いていた」と警察に証言したが、それ以外の乗客はストリートギャングの恨みを買いたくないとみえ、よくわからない、何も見ていないと答えるばかりだという。

出典:http://www.dailymail.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)