李登輝元総統

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(台北 26日 中央社)李登輝元総統は26日、国民党の馬英九前総統は台湾の主流の民意に背いてでも中国大陸に迎合したにも関わらず、退任後海外で行った講演では大陸にいじめられたと述べ、「彼は間抜けすぎる」と批判した。

馬氏は退任後初の海外渡航として15日からマレーシアを訪問。17日には世界華人経済フォーラムで講演したが、中国大陸の圧力により、イベントの資料には「前総統」ではなく「世界華人リーダー」などの肩書きが使われた。李氏は以前、馬氏に対して「中国を信じてはならない」と語っていたという。

また、李氏は民進党の蔡英文総統について、産経新聞のインタビューの中で「あまり決断力、勇気がない」などと厳しい意見を述べていたが、あれは批判ではなく蔡総統に対する励ましだと釈明。ただ、気をつけなければ支持率は現在の30%台からさらに下がり、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領のようになると警告した。

(葉素萍/編集:杉野浩司)