同組でしのぎを削った首位の池田勇太(左)と2位の正岡竜二(撮影:岩本芳弘)

写真拡大

<カシオワールドオープン 3日目◇26日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,315ヤード・パー72)>
「最終組に連れていく」と2日目に会見で語ったのは、トータル13アンダーで単独トーナメントリーダーをキープした池田勇太。この日は大学では2つ上の先輩ながら、面倒を“見ている”正岡竜二と同組でのラウンドとなったが、その言葉通り正岡との最終日最終組を実現した。池田の思いに応えるかのように正岡もノーボギーで5つスコアを伸ばす好ラウンドを披露。池田に1打差のトータル12アンダー単独2位で最終ラウンドに挑む。
国内男子ツアーをフォトギャラリーでチェック 
ホールアウト後は異例の先輩、後輩2人そろって共同会見。普段から練習ラウンドを共にするなど親交の深い2人だが、うれしそうな正岡に対し、少し照れくさそうな池田の表情が印象的だった。会見では15勝を挙げて先輩を成績で大きくリードする池田が、シード落ちの危機にいる先輩正岡を思う気持ちがあふれた。2人の掛け合いは以下の通り。
振り返って
正岡)いつも勇太には練習ラウンドお願いしていて。自分もついていくので精一杯でしたね。明日は目の前で来年のシード確保をできれば。しっかり報告したいですね。
池田)報告しなくても見てりゃわかるよ!
正岡)笑。良い方向に緊張もせずにできました。勇太のオーラで“がんばれ”というのを感じながらでしたけど。
池田)僕は、気楽にやらせすぎても緊張感を持たせ過ぎてもダメだと思っていた。上手くスコアにつながるようにコントロールできればいいなと思ってやっていた。難しいと思うけど、ラウンド中どのタイミングで会話を多くした方がいいのかとか。集中させるべきとか見ながらやりましたね。
正岡)…だいぶ迷惑かけてましたね。でも僕もそれを感じながら、しゃべる時はしゃべって。集中してるときは、勇太も賞金王かかってるので気を使ってという感じ。
池田)一番笑ったのが、16番で竜二さんがバーディ獲って、ボードを持っているボランティアの方がケネディの数字変えていた。(顔が濃くて)日本人に見えないんじゃない。でも今日は竜二さんの上がり3連続バーディをほめるべき。僕も気合いが入りました。
明日、勝とうという気持ち
正岡)まったくない。ついていくのが精一杯です。ワンショットワンショット、トラブルになってもパーを拾うところとか、勉強の意味で回ってるので意識はしていない。
池田)今日もいいゴルフできているのでヘンにはっぱをかける必要ないと思う。僕と違うのは、(正岡は)シードのために崩れられない。それがものすごく大変なプレッシャーだと思う。自分の一番やりやすいようなやり方が良いと思う。
先輩正岡について
池田)取り組み方は甘ちゃん。備えたものはあるはずなんですけど、家庭もあるし子供もいるしお父さんとしてのこともあるけど、家族養う上では竜二さんが働かなければいけない。難しいですけどね。まぁシードを獲ってくれればちゃんと付き合えるので(※シード落ちしたら付き合わないと宣言している)。
正岡)練習してこようかな…。
池田)僕もやってみて気づいたトレーニングとかで変わってるし、そういうのは竜二さんにもやってもらって、体作りからやってもらいたいなと思う。僕がやってみて良いなと思うことをやってみてほしいし。来年は一回り大きくなって出れるようにまた明日頑張ってもらいたい。もうしゃべることない?
正岡)はい…風邪がうつるといけないのでもういいですか(笑)
<ゴルフ情報ALBA.Net>