國村隼が第37回青龍映画賞でダブル受賞! (C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION

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 俳優の國村隼が11月25日、韓国最大級の映画賞である第37回青龍映画賞で、「チェイサー」「哀しき獣」のナ・ホンジン監督とタッグを組んだ「哭声 コクソン」(日本公開は2017年3月11日)での演技が評価され、男優助演賞と人気スター賞のダブル受賞を果たした。

 第69回カンヌ国際映画祭に正式出品され、韓国で観客動員数700万人に迫る大ヒットを記録した同作は、平穏な村に得体の知れないよそ者がやってきたことで巻き起こる恐怖を描くサスペンススリラー。村中に謎めいたよそ者の噂が広がるにつれ、村人が自身の家族を残虐な方法で殺すという事件が多発していく。國村がミステリアスなよそ者を怪演するほか、クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、チョン・ウヒら韓国の人気俳優が出演する。

 國村が受賞を果たした青龍映画賞は、韓国で最も権威のある映画賞。同映画賞37年の歴史の中で、韓国以外の外国人俳優としては初の快挙となった。同作は國村の2冠に加え、監督賞(ナ・ホンジン)、音楽賞(チャン・ヨンギュ&タルパラン)、編集賞(キム・ソンミン)も獲得している。

 男優助演賞授賞式の壇上でスピーチを行った國村は「どうして韓国映画はパワフルなのか、韓国の俳優の存在感はすごいのか」と韓国映画への思いを熱弁しつつ「どのようにしてフレームの中でどのように生きようとするのか、存在感を示すのか」と映画撮影時に常々考えているという演技論を吐露。来日したナ・ホンジン監督からオファーを受けたことを明かし、「韓国の現場は監督を頂点として俳優やスタッフがプライドを持って映画をつくっていました。俳優とスタッフの高いプライドが韓国映画の原動力だと思いました」と韓国映画初参加の感想を述べた。