中国江蘇省南京市の郊外に栖霞寺という名の古刹がある。紅葉の美しさで知られるこの寺を同省出身の呂厳が撮影した。

写真拡大

中国江蘇省南京市の郊外に栖霞寺(せいかじ)という名の古刹(こさつ)がある。紅葉の美しさで知られるこの寺を同省出身の呂厳(リュー・イエン)が撮影した。

【その他の写真】

栖霞寺は市の北東に位置する栖霞山のふもとにある寺だ。建立したのは南斉(479〜502年)時代の明僧紹。その後名称を変えられた時期もあったが1392年に再び栖霞寺に戻され、1855年には内戦で消失、1908年に再建されるという歴史を持っている。境内には天王殿、無量殿などがあり、寺の裏側では石窟群を目にできる。今年の紅葉の見頃シーズンは例年より1週間ほど早く、週末は大勢の観光客がここに足を運んでいる。(編集/野谷)

●呂厳(リュー・イエン)
4人家族の長男として文化大革命終了直前の中国江蘇省に生まれる。大学卒業まで日本と全く縁のない生活を過ごす。23歳の時に急な事情で来日し、日本の大学院を出たあと、そのまま日本企業に就職。メインはコンサルティング業だが、さまざまな業者の中国事業展開のコーディネートも行っている。1年のうち半分は中国に滞在するほど、日本と中国を行き来している。興味は映画鑑賞。好きな日本映画は小津安二郎監督の『晩春』、今村昌平監督の『楢山節考』など。