秋の夕日に照る山もみじ、濃いも薄いも数ある中に……今年も全国各地の観光スポットでイチョウやモミジなどの紅葉が多くの観光客を楽しませている。思わず息を呑むほどの赤や黄色、緑が織りなす絶景は、春のサクラと並んでこの時期に日本にやって来る中国人観光客のお目当ての1つとなっている。(イメージ写真提供:123RF)

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 秋の夕日に照る山もみじ、濃いも薄いも数ある中に……今年も全国各地の観光スポットでイチョウやモミジなどの紅葉が多くの観光客を楽しませている。思わず息を呑むほどの赤や黄色、緑が織りなす絶景は、春のサクラと並んでこの時期に日本にやって来る中国人観光客のお目当ての1つとなっている。

 中国メディア・今日頭条は24日、日本の神社や公園などの紅葉を実際に見た印象について紹介する記事を掲載した。記事は、今月16日から22日まで日本を訪れ、その際に各地の紅葉を見て回ったことを紹介。「赤い葉っぱが絨毯のように敷き詰められた美景が、脳内をぐるぐると回り続けた」、「紅葉を見て得られたのは、『極致』の2文字だ」とその景色を賞賛した。

 そして、日本人は紅葉が非常に好きであり、お寺や神社、公園さらに住宅地にまでモミジがたくさん植えられ「秋の到来を待ち、生命のきらめきが極限に達するこの時を楽しむのである」と説明している。

 そのうえで、美しい紅葉が見られるスポットの1つとして滋賀県長浜市の鶏足寺を、実際に撮影した写真付きで紹介。境内に植えられた200本余りのモミジから落ちてくる葉で埋め尽くされた様子は「絢爛の極みである」と形容した。また、「警備する人はおらず、人びとも自覚を持っていて中に入って踏み荒らしたりすることはない。この自律性には信服させられる。思わず中に入ってしまった人がいれば、近くの誰かが善意で注意してくれるのだ」とし、その鑑賞マナーの良さについても感嘆した。

 記事はこのほか、金閣寺、清水寺、四天王寺、大阪城公園、奈良公園、白川郷といった観光スポットを巡り、それぞれの紅葉の景色を写真で紹介している。そして最後に、紅葉の「極致」ぶりとともに、公衆トイレをはじめ、公共の場所を美しく保つための心掛けや取り組みも「極致」であると伝えた。

 24日には関東甲信地方でやや季節外れの雪が降った。顔が痛くなるくらいの寒さだったが、このタイミングで紅葉を見に訪れた中国人観光客は、あまりお目にかかれない紅葉と雪のコラボレーションにさぞや感動したことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)