NTTデータは25日、26日に開幕する「日本eスポーツリーグ」でのデジタルプラットフォームとして、開幕から動画アーカイブサービスの提供を開始すると発表した。

 eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツの略称で、コンピューターゲームやビデオゲームをスポーツととらえて呼ぶ名称。「日本eスポーツリーグ」は、eスポーツコミュニケーションズ(eSC)が主催し、日本eスポーツ協会(JeSPA)の共催で開催される。FPS(First Person Shooter)ゲーム「オーバーウォッチ」(PC)、サッカーゲーム「FIFA 17」(PS4)、2D対戦格闘ゲーム「BLAZBLUE CENTRALFICTION」(PS4)の3ゲームが競技となり、「ナチュラルズ北海道(北海道)」「東京ヴェルディ(東京)」「名古屋OJA(愛知)」「インフィニティ大阪(大阪)」「CYCLOPS OSAKA athleth gaming(大阪)「iGS福岡(福岡)」の6チームが参加、26日から2017年1月22日まで毎週末にオンラインで試合が行われる。

 今回NTTデータが提供するサービスは、日本eスポーツリーグに所属するチームや選手に向けたもので、リーグで行われる全試合の動画をアーカイブし、視聴可能な環境を提供するもの。全試合のゲーム画面の動画をアーカイブすることにより、観戦者向けの配信では提供されていない各選手の動きの確認等ができるため、選手育成やチーム強化への活用が期待できる。

 NTTデータによると、近年、eスポーツはグローバル規模で競技人口が拡大しており、世界の観戦者数は2015年に1億2000万人程度に達し、関連ビジネスのマーケットも2019年には1200億円規模に達するという。日本でも競技人口が急速に拡大しつつあり、今後も関連市場の規模は拡大することが予想される一方、eスポーツの選手育成やビジネスモデルの確立などに課題があり、市場発展において、ITソリューションを活用した選手育成環境の整備や関連事業社との連携などが求められていた。

 NTTデータでは、eスポーツ市場の普及・拡大に向けた取り組みとして、今年3月12、13日に開催された「第1回日本eスポーツ選手権大会」で、Wi-Fiマルチキャスト技術の実証実験を実施。今後も、試合の映像とデータを掛け合わせることで、より綿密な分析を実施していく方針だ。