『美しくなるためのランニング講座』 第13回●寒さと冷え対策

ランニング初心者の馬場ふみかさん(女優・モデル)がマラソン完走を目標にトレーニングを開始! 指導担当は、湘南ベルマーレ・トライアスロンチームの中島靖弘ヘッドコーチ。「楽しく、頑張りすぎない」ランニング講座の第13回。

【プロフィール】
中島靖弘http://www.bellmare.or.jp/triathlon/profile/member.html
湘南ベルマーレ・トライアスロンチーム・ヘッドコーチ。ニューバランスランニングアドバイザー
馬場ふみかhttp://lineblog.me/babafumika/
女優・モデル。新潟県新潟市出身。167cm。

■ポイントはこまめな体温調節

 秋もかなり深まってきたこの季節は、ランニングをするにはもってこいの時期だ。当然、暑かった頃よりも足運びは軽快になり、馬場ふみかさんもマラソン挑戦に向け、ペースも距離も伸ばしやすくなって、いよいよ"収穫の秋"を迎えようとしている。

 しかしながら、この快適に走りやすい季節だからこそ気をつけなればならないこともある。中島靖弘コーチは「汗による体の冷えに注意しましょう」と指摘する。

「いよいよ寒くなってきてランニングをするのに最適な季節になりましたが、それでも走れば汗をかきます。この季節は汗をかき、後半ペースが落ちてしまうと、すごく体が冷えてしまうことがあるんです。体が冷えてしまえば風邪をひいたり、お腹を壊したり、思わぬ病気や故障に見舞われることがしばしばあるので気をつけてください。

 対策としてオススメなのは、汗を大量にかかぬよう、走る前に『ちょっと寒いかな』と感じる服装で走ること。走る前の気温に適した服装だと、かなり汗をかくことになります。とにかく体にストレスのかからない服装を心掛けてください。冬でも大量に汗をかくような格好をしていたら、熱中症になることもありますからね。

 一方でペースが落ちてからの冷え防止には、薄手のウィンドブレーカーを腰に巻いておくのもいいでしょう。寒くなったら着る。もちろん走り始めが寒かったら着て、暑くなったら脱ぐといった、こまめな体温調節を心掛けてください」

 また夏場より服装のバリエーションが広がる秋冬は、ランニングする際のファッションも魅力的だ。中島コーチは「ファッションは、走るモチベーションの向上にも繋がります」と語る。

 そこで楽しく走れるファッションの今シーズンの傾向を、前回の『二足目のシューズ』のとき同様、ニューバランス原宿の齊藤剛毅さんに聞いてみた。

「秋冬物は、基本的にはシャツもウィンドブレーカーも汗をためることのない吸湿速乾機能を備えています。またニューバランスのアパレルの場合はシューズとの連動をかなり意識しており、とくにカラーリングに関して、シューズとコーディネイトしやすいものが多数そろっているので、お好みで合わせてもらえればと思います」

 齊藤さんによれば、ランニングファッションのポイントは、デザイン性もさることながら、やはり"動きやすさ"に尽きるという。

「季節を問わず、自分が動きやすいと思ったものを着ることです。動きにくく感じてしまうアパレルを身にまとっていると、走る気持ちが高まりません。デザインで気に入ったら、ぜひ一度店舗で試着をして、動いてみてください」

 秋冬のランニングは、オシャレをしつつも、まずは体を冷やさないなど快適に走ることが肝心。最後に中島コーチはがこう話す。

「秋冬は走る量も増える分、リカバリーが大切になります。素早いリカバリーを助けるためにも、無駄な体力を使わないためにも適切なウェアを着用することが重要になるのです。ぜひ体に優しく、テンションの上がるファッションで秋冬の街を走ってみてください」

衣装協力/ニューバランス http://shop.newbalance.jp/

石塚隆●取材・構成 text by Ishizuka Takashi