日本のみならず、海外からも熱烈な支持を受けている俳優の古川雄輝さん。


(c)Nosh

映画『L-エル-』では主人公のエル(広瀬アリスさん演じる)を生涯想い続ける、一途な青年オヴェスを演じています。

そもそも、人気ロックアーティストAcid Black Cherryの同名コンセプトアルバムが書籍化され、映画化へと相成った本作。

幻想的な映像美の中に映し出される愛の形について、古川さんの想いをじっくりと単独インタビューしました。

Q:愛を探し求め続けたエルに恋情を抱き続ける役ですが、どのようにオヴェスを作っていきましたか?

古川雄輝(以下、古川):もともと、原作があるものは原作に忠実にしたいと思っています。

ページをめくっていくと、オヴェスのページだけナレーションのようになっていて、ほかのページとは違う感じで作られているんですね。

エルがどんどん不幸になっていく中、オヴェスのページを開くとちょっとほっとする瞬間があったりして。映画内でも、そうなればいいなとイメージしていました。


(c)Nosh

Q:イメージを膨らませて、最終的には現場で仕上げる感じでしたか?

古川:そうですね。監督と話し合って、最終的に現在の形になりました。

オヴェスは顔に大きな痣があるので、そのせいで、もっと内気で、人と会話できないようなキャラクターかなと思っていたんです。

でも、子供時代の映像を見ると、意外とハキハキとしているし、ちゃんと相手の目を見てしゃべれるようなキャラクターだったので、寄せてみました。

あとは、広瀬アリスさんとの(演技の)バランスをみたりもしましたね。

Q:できあがった完成作をご覧になって、いかがでしたか?

古川:純粋にエルを守りたくなるな、という感情になりました。

エルは本当にどんどん不幸になっていくし、同じ過ちを繰り返したりするので、男性目線で見ると「ちょっと僕が守ってあげたくなる」という感覚になるというか。

女性が見るのと、またちょっと違うと思うんですよ。

Q:守ってあげたくなるというのは、古川さん自身の気持ちで思うんですか?

古川:観ている側というか、観客として思います。僕は自分が出ているという感覚で作品を観ていないんです。

エルはやはり愛を探し求め生きているキャラクターなので、守ってあげたいし、もっと幸せになってほしいという感情にはなります。


(c)2016映画「L-エル-」製作委員会

Q:対するオヴェスは背中で語るというか、セリフがない部分での演技に魅せられるようなところがありました。

古川:セリフがないぶん、ここをどうしようかなとか、確かにいろいろ難しさはあったりしました。

というよりも、僕、セリフがない役も結構多かったりするんです。「……」がすごく多くて(笑)。

表情によって差が出てくる部分なので、少し前は「……」の研究をしたりとかもしました。

Q:いろいろな勉強をされるんですね。新しいことに挑戦されるのは、楽しいことでもありますか?

古川:うーん、そうですね。楽しさよりもプレッシャーや、難しさが多いですかね。

Q:楽しさは、あまり感じない?

古川:ちょびっとは(笑)。


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Q:では改めて、エルをどのような女性だと読み解きますか?

古川:いやあ、とにかくたぶんすごく優しいんでしょうね。優しいからいろいろな人を助けちゃうし、人のことを好きになっちゃうし。

両親が早く死んでしまったから、愛を求めてそうなっちゃうんだろうなっていう気はしています。

でも、実はオヴェスも一緒で、顔に痣があって誰にも相手にされない中、唯一認めてくれるエルがいた、だからすごく愛した、と。

もしかしたら、「好き」の愛とは、またちょっと違う気もしているんですけどね。

Q:愛というよりも、同志的な雰囲気でしょうか?

古川:どうだろう、難しいですね。とにかく感謝の気持ちのほうが強いのかな。

自分を唯一認めてくれて、その人のために何かをしてあげたいという気持ち。

そして、実は寂しそうに見えるけど、エルのために毎日何かをすることができるオヴェスは幸せに見えます。

Q:そうですね。満たされている感じが伝わります。

古川:そういう意味で、オヴェスは幸せだと思います。

結末は、ハッピーエンド風にも、バッドエンド風にも読み取れたりもできるんですが……、これ、ネタバレになりそうなのでもう言いませんけど(笑)、僕は良いほうを信じたいと思っていますよ。(取材・文・写真:赤山恭子)

前半のインタビューはここまで!

後半では、広瀬さんとのお芝居についての感想や、「この役をやってよかった」と思う瞬間について、たくさん語ってもらいましたので、お楽しみに♡

映画『L-エル-』は11月25日(金)より全国ロードショーです!

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