思わぬ爆笑話を披露

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 石ノ森章太郎の名作漫画「サイボーグ009」をオリジナルストーリーで3DCGアニメーション化した「CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第1章」が11月25日、全国20スクリーンで公開された。声優キャストの河本啓佑、牧野由依、柿本広大監督は、東京・新宿バルト9での舞台挨拶に立った。

 人間兵器として改造手術を施された9人のサイボーグ戦士の新たな戦いを、全3章で描くシリーズの第1章。「009 RE:CYBORG」を手がけた神山健治が総監督として参加しており、穏やかな生活を送っていたサイボーグ戦士たちが、人智を超えた異能を持つ存在「ブレスド」の出現によって再び戦いに身を投じるさまを描く。

 「サイボーグ化して強化したい能力」を問われた島村ジョー役の河本は、「やっぱり声優としてはのど」と即答。「グレートブリテンの誰にでも変身できる能力があれば、その人の声は出せるが、違う人が現場に来たことになるので僕の評価は上がらない。だから、のどだけサイボーグ化させればいろんな声を出せる。何万通りの声が出せる! 最悪、1人でやれる」と想像をめぐらせた。

 一方の牧野は、軍人であるカタリーナ・カネッティを演じたため「噛まない能力がほしいです。この作品は特にそう思いましたね。役柄的なところで、アフレコの時は固めの表情でお芝居をしていることが多く、顔は真面目なのに、めちゃくちゃ噛んでるなっていうことがあったんです(笑)」と告白。そのうえで、「噛まないようにできたらいいな。滑舌の良さを能力としてほしいと思いました。舌か口をサイボーグ化したいですね」と語った。

 タイトルとかけて「最近した良い行い」という話題があがると、河本が「時間ぎりぎりだったのでバス停まで走っていたら、途中でバスに乗るであろうご年配の方を追い抜いた。バスに乗り、(運転手が)扉を閉めようとした時に『たぶんあの方も乗られます』って伝えて待ってもらった」というエピソードを披露。これに対し牧野は「素敵ですね。好青年な感じ」と絶賛し、客席からも拍手があがる。

 たが、直後に河本は「やっぱり『サイボーグ009』って作品は、絶対的な正義がわからないじゃないですか。誰かにとっての正義が誰かにとっての悪だったりする。それを考えたときに、時間通りにバスに乗っている方たちは、『何で(バスを)遅らせているんだ』と」「だから正義面は出来ない」と真顔で語り、場内を爆笑させた。

 「CYBORG009 CALL OF JUSTICE」は第1章が12月8日まで公開。第2章は12月2〜15日、第3章は12月9〜22日に劇場公開される。