まさかの登壇にビックリ!

写真拡大

 ロックアーティスト「Acid Black Cherry」のコンセプトアルバムを、広瀬アリス主演で映画化した「L エル」が11月25日、全国80スクリーンで封切られた。広瀬は、共演の古川雄輝とメガホンをとった下山天監督とともに東京・TOHOシネマズ新宿で舞台挨拶を行った。

 原作は、愛を探し求めた1人の女性・エルの孤独で壮絶な人生をつづった物語と、ロックバンド「Janne Da Arc」のボーカリスト・yasuのソロプロジェクト「Acid Black Cherry」(以下ABC)の音楽が絡み合うコンセプトアルバム。音楽アルバムの映像化に挑んだ下山監督は「yasuさんがアルバムに込めた思いをキャスト、スタッフ一丸となって“見るアルバム”に仕上げました。特にABCのファンの方々には見ていただきたい」と作品をアピールした。

 特殊メイクに18時間をかけて、15歳の少女時代から老婆姿までのエルを演じた広瀬。「恋愛や仕事で悩んでいる女性に見てもらいたい作品」としながら、「こんなにもどん底の人生を送る女性もいるってことを知ってもらいたいんです」と過酷な生涯を歩む自身の役どころを説明した。一方、古川は「愛がテーマになっている作品。愛する人と見てもらいたいですね」とコメント。「デートムービーにも最適?」と問われ、「いいと思います」と恥ずかしそうに答える姿が場内の笑いを誘った。

 またこの日は、ABCのyasuと菊池真太郎プロデューサーがサプライズゲストとして登壇。yasuの登壇を知らなかった広瀬は「ウソ! ビックリしたー!」と呆然とし、初対面だった古川も「カッコいい…」と呟くのが精いっぱいの様子だ。レコーディングの合間を縫って駆けつけたyasuは、広瀬らに花束を手渡し「色んな人の思いが詰まった作品。皆さんの人生の1ページに刻み込んでほしい」と初日公開を祝った。

 「来ないって聞いていたのに……、本当に嬉しいです」とこぼした広瀬の目には、うっすらと涙が。「オファーがあった時から本当にプレッシャーでした。自分の中では新しい挑戦として頑張りたいなと思っていて、やっと今日という日を迎えることができました」と声を詰まらせながら話し、「この作品で自分が大きく成長したなと感じています。全員で身を削ってつくった作品です」と万感の思いを口にした。