23日、香港でこのほど、トラックから金塊を降ろしていたところ、刃物を持った覆面の男3人が現れ、金塊3袋を持って逃走した。

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2016年11月23日、RFI中国語版サイトによると、無防備で金塊を輸送していた業者が香港到着後わずか15秒で略奪されてしまった。

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22日朝、香港・粉嶺地区で金塊の強盗事件が起きた。金加工工房があるビルでトラックから金塊を降ろしていたところ、刃物を持った覆面の男3人が現れ、運転手に催涙スプレーを散布。車から降ろして台車に積んであった金塊3袋を持って逃走した。被害額は約2268万元(約3億7200万円)。

到着後のわずか15秒での強奪という鮮やかな手並みだったが、警察は内部協力者がいた可能性もあるとみて捜査を進めている。金塊を輸送する量や時間帯を熟知していたこと、輸送車が防弾車ではなく一般のトラックだったことなど不審な点が多いという。現在、入社してまだ数カ月という新任の運転手から聴き取りを進めている。

業界関係者によると、警備会社を使った金塊輸送はコストが高くつくため、自社社員による輸送も珍しくないと認めつつも、防犯体制が不備とされた場合には保険金が支払われないと指摘している。(翻訳・編集/増田聡太郎)