24日、韓国メディアによると、朴槿恵大統領の友人による国政介入事件に関し、朴大統領の感情状態が「悔しさ」から「怒り」に変わったとの声が出ている。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は韓国大統領府。

写真拡大

2016年11月24日、韓国・国民日報によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、法務部長官と民情首席秘書官が同時に辞意を表明するという前代未聞の状況でも、動揺することなく執務を行っている。国会の弾劾議決は秒読みに入り、検察による事情聴取への圧力が強まり、権力ラインまで揺らいでいるが、大統領府は依然として門を閉ざしたまま「マイウェイ」を貫いているという。

大統領府関係者は「朴大統領はいつも通りに執務を行っており、状況認識や立場は変わっていない」と明らかにした。その上で、「来週には国会が弾劾せずにはいられない状況になるだろう」と懸念を示した。

大統領府内では、朴大統領の感情状態が「悔しさ」から「怒り」に変わったとの声が出ている。柳栄夏(ユ・ヨンハ)弁護士が朴大統領の弁護人に選任され、検察が朴大統領を被疑者として立件したことが決定的なきっかけになったとみられている。朴大統領の弁護人に「元祖・親朴」と言われている柳弁護士が任命された瞬間、検察との関係も終わったという声が多かった。柳弁護士は第一声で検察の取り調べの延期を要求し、その後は「捜査に応じない」と背水の陣を敷いた状態だ。

韓国与党関係者は「崔順実(チェ・スンシル)被告(朴大統領の友人)による国政介入事件が本格化した時、朴大統領は『私は知らなかった。悔しい』との立場を示していたが、柳弁護士が朴大統領と会い、『検察の捜査は偏っており、法理的に問題になることはない』と報告した後、朴大統領の今回の事件に対する見方が変わった」と明らかにした。事件の初期は2度の国民向け謝罪発表や国会推薦首相の任命など、独自の事態収拾策を提示していたが、また特有の「真っ向から立ち向かう強気なスタイル」に戻ったという。

実際に朴大統領の状況認識が伺える発言も出始めている。朴大統領は参謀から崔被告の不正内容について報告を受けた際、「私の前ではおとなしくしていたから気付かなかったが、国民が嫌がる全てのことを行っていた」と怒りを顕わにしたという。

この報道に、韓国のネットユーザーは「まだ自分をお姫様と勘違いしているのか?」「悔しさから怒りに?盗っ人たけだけしいとはまさにこのこと」「朴大統領に怒る資格はない」「悔しさと怒りを感じているのは国民」「朴大統領のせいで国民は火病に苦しんでいる」「ここまで状況把握ができないとは…。状況対応能力ゼロの人間に国を任せてしまった」などのコメントを寄せた。(翻訳・編集/堂本)