『ファインディング・ドリー』 (C) 2016 Disney/Pixar

写真拡大

『ファインディング・ニモ』の13年ぶり続編にして、この夏、日本中を感動に包み込んだディズニー・ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』。そのMovieNEXが今週より発売開始となったことを記念し、MovieNEXのボーナス映像の中から、アフレコの様子を捉えた映像の一部がムビコレ独占で解禁となった。

[動画]『ファインディング・ドリー』のアフレコ現場はこうなっていた!

本作は、マーリンがドリーと一緒に息子ニモを救出した前作の冒険から1年後が舞台。今度の主人公は忘れんぼうのドリーで、彼女の両親を探すため、ニモとマーリン父子をはじめとするお馴染みの仲間たちが再結集し、再び大海原に飛び出していく姿を描いた冒険ファンタジー。

解禁された映像は、『ファインディング・ドリー』の個性あふれるキャラクターに、イキイキとした生命力を吹き込んでいくアフレコシーン。アニメーションのアフレコといえば、「アフター・レコーディング」という言葉通り、「映像に声をあてる」イメージが強いが、ピクサーの場合は順番が逆。「収録が先だ。声に画を合わせる」とアニメーション監修のマイケル・ストッカーも語っている。ちなみに、先に音声を収録し、その音に合わせて映像を作っていく場合は「アフレコ」ではなく「プレスコ」(プレスコアリングの略)というが、ここではわかりやすくするためアフレコで統一しています。

驚きなのは、アンドリュー・スタントン監督が「声だけじゃなく、表情も大切にしたい」とアフレコの模様をビデオで撮り、画に反映している点。実際にアニメーターが、マイクに向かう俳優の表情を見て、キャラクターに生かしているのだ。ジンベエザメのデスティニー役を演じた女優のケイトリン・オルソンも「しばらくの間、カメラがあると知らなくて。ある日“撮ってる?”って(笑)」と、映像を撮られていることに驚いたと明かしている。

また、個性あふれるキャラクターにイキイキとした生命力を吹き込んでもらうためのスタントン監督の演出も興味深い。前述のケイトリンは「監督は脚本にこだわらない。現場でどんどん変える」とコメント。その言葉通り映像には、スタントン監督が彼女に対し、その場でセリフを提案する姿が映し出されている。さらに、スタントン監督は現場で大きな声で反応し、よく笑う。ドリーの父・チャーリー役のユージン・レヴィは、その笑いの効果について「こちらも笑顔になるし、方向性が正しいとわかる」と語っている。

映像にはほかに、イドリス・エルバ(アシカのフルーク)、ダイアン・キートン(ドリーの母・ジェニー)など実写映画で活躍するスターの姿も。ヒットを生み出し続けるピクサー・アニメーション・スタジオの笑顔の絶えない製作現場の雰囲気を味わうことができる。

『ファインディング・ドリー』MovieNEX(4000円+税)は発売中。デジタルも配信中だ。