(写真=2018平昌五輪公式HPより)

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11月25日、2018年平昌冬季五輪のテストイベントである「スノーボードビッグエアW杯」が開幕する。

平昌五輪の新種目に採用されたスノーボードビッグエアは、急傾斜面を滑り降りて踏み切り台から空中に飛び出し、技を見せるという競技だ。

「スノーボードビッグエアW杯」を始め、平昌五輪テストイベントは来年4月まで26回も予定されている。ただ、崔順実ゲートで国内が騒然としたこともあり、イマイチ盛り上がらない現状だ。

IOC委員長も心配の声

実際のところ、平昌五輪に対する国民の関心も低い。

9月から販売開始された平昌五輪のショートトラックやフィギュアスケート競技の前売り券は、販売率が2割も満たない状況。10月からの予定だったオリンピック入場券の販売も、国際オリンピック委員会(IOC)の勧めによって来年の2月に延期された。

今月、カタールのドーハで開かれた国内オリンピック委員会連合(ANOC)総会に出席したイ・ギフン大韓体育会長は、そこでトーマス・バッハIOC委員長から「朴槿恵大統領がこのまま大統領を続けることになるのか」「内閣構成に関する議論はどうなっているか」などを聞かれた。

今までは“韓国の状況を注視していた”IOCが、ついに“崔順実ゲートが平昌五輪に及ぼす影響を心配し始めた”と韓国メディアは解釈している。

ところが、心配ところは政局の混乱だけではない。

韓国が未だに悩まされているのは、予算だ。平昌五輪組織委員会は当初、今年7月まで2兆8千億ウォン財政計画を立て、6月に6000億ウォンの予算を韓国政府に要請。しかし、政府との協議は堂々巡りで、おまけに崔順実ゲートによって今は話し合いもストップ状態という。

不足している6000億ウォンのうち、2000億ウォンはなんとかスポンサー確保などで充当するとしても、残り4000億ウォンはどうしても政府の支援が必要になるのだが、現在のところ希望の兆しはない。

平昌五輪まであと約440日。前途は多難だ。

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(文=S-KOREA編集部)