中国メディア・今日頭条は22日、「書きたがりの私が日本から帰って来て、どうして旅行記を書こうとしなかったか」と題した文章を掲載した。今や中国のネット上では日本の旅行記や滞在記が溢れんばかりに存在しているが、そんな中で書くことが憚られた理由とは、一体何だったのだろうか。(イメージ写真提供:(C)Chon Kit Leong/123RF)

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 中国メディア・今日頭条は22日、「書きたがりの私が日本から帰って来て、どうして旅行記を書こうとしなかったか」と題した文章を掲載した。今や中国のネット上では日本の旅行記や滞在記が溢れんばかりに存在しているが、そんな中で書くことが憚られた理由とは、一体何だったのだろうか。

 文章の作者は、今年の夏に一家で日本を訪れたとのこと。しかし、帰国後長い時間にわたりその感想をネット上に書き記すこともなければ、人前で話すこともしなかったという。その理由について文章は、「われわれが住む小さな都市では、大部分の人が日本人を恨んでいる」と説明。身内にも「日本になんて行きやがって、もうお前を見下してやる」と言われたとし、「日本に行ったとたんに売国奴になったようだ」と感想を述べている。

 しかし、こういった中国人がいる一方で、特に若者の多くは日本は本当に話に聞く通りきれいで発展しているのか、日本人はわれわれに友好的なのかを知りたがっていると説明。1週間にわたる日本滞在で感じた日本の素晴らしい点について紹介している。
 
 まず、「賑やかな東京でも、辺鄙な田舎でも、ゴミやゴミ箱、清掃員を見ることはなかった」として、日本国内が本当に清潔であったと説明。日本人は小さな頃から他人に迷惑をかけないよう教育されており、出かける際には袋を携帯し、出たゴミは家に持ち帰って分別して捨てるのであると解説した。

 そして、「私が接触した日本の人びとについて言えば、彼らは非常に親切で礼儀正しかった」と紹介。ある駅にて乗る電車が分からなくなり、ホームにいた若者に尋ねたところ、駅員のところまで連れて行ってくれ、駅員たちも熱心にホームや電車の種類、乗車時間を教えてくれたと伝えた。また、このような親切さや優しさはスーパー、レストランなどでも感じることができたとしている。

 さらに、白髪の大型バス運転手の仕事ぶりから日本人の仕事に対するひたむきな姿勢を論じた。観光地については中国のほうが見応えはあるとする一方で、観光地の精緻さや清潔さでは日本が勝っていると伝えた。

 街全体が、というのはオーバーな気はする。しかし、これだけ情報化が進んだ今の中国においても、日本旅行をした人を軽蔑する市民が一部にはいるのだ。そういう人ほど1度日本を訪れるべきだろうが、彼らはきっとよほどのやむを得ない理由がない限り日本に行きたがらないだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Chon Kit Leong/123RF)