公開から3週間経過も劇場は満席

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 「深夜食堂」シリーズ劇場版第2弾「続・深夜食堂」(公開中)の舞台挨拶付き上映会が11月24日、東京・丸の内TOEI2で行われ、主演の小林薫をはじめ共演の安藤玉恵、宇野祥平、金子清文、須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子、オダギリジョー、メガホンをとった松岡錠司監督が出席した。

 安倍夜郎氏の人気コミックを原作に、ある雑踏の小さな食堂「めしや」(通称:深夜食堂)で繰り広げられる人間模様を描く。これまでにドラマシリーズ4作(うち1作はNetflixで配信中)が製作され、2015年には初の劇場版が公開。日本のみならず、アジア圏で高い人気を博している。

 ドラマシリーズからのレギュラーで構成された登壇陣は、ステージ上に用意されたのれんをくぐって登場。公開から約3週間が経過しているが、小林は満場の客席を見渡し「こんなにたくさん来てくれて嬉しいですね」とほほ笑み、松岡監督も「周囲の人に聞いたら、観客が同じところで一斉にリアクションするそうです。それは今の日本映画ではまれで、映画館でないと経験できない。見ず知らずの人たちが肩を寄せ合って、まさに深夜食堂のカウンターにいるように見られます。体験映画を楽しんで」と呼びかけていた。

 観客の心を温める物語にちなみ、登壇陣には「最近ほっこりしたこと」という質問が寄せられた。小林は「今作の3話目で出ていらっしゃる、渡辺美佐子さんと井川比佐志さん。2人は俳優座出身で、井川さんが3期ほど後輩。お互い80歳を超えているけど、いまだに井川さんが『先輩の前で緊張する』と言っていたそう。その関係性がほっこりとは違うけど、ほほ笑ましいと思った」と振り返った。

 また今作は台湾、韓国、香港での公開が決定している。松岡監督は「今週末にオダギリくんと台湾に行きます。公開前の試写会があるので、その反応を見て来たい」と意気揚々。そんな姿に、足掛け7年タッグを組む小林は「松岡監督の良いところと悪いところは、映画の評判が良いと調子に乗ってしまうところ」と述べながらも、「でも今回は調子に乗ってもいいかなと思う。オダギリくんと行くってのは初めて聞きましたが、台湾で巨匠ぶりを発揮してほしい」とエールを送っていた。