予想外のスピードで目標達成(画像は「Makuake」のスクリーンショット)

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 女優・のん(旧:能年玲奈)が主演声優を務めたアニメーション映画『この世界の片隅に』(公開中)が22日より、海外進出のためのサポート資金を募っていたが、開始からわずか11時間で目標金額1,080万円を達成したことが明らかになった。

 昨年3月〜5月にクラウドファンディングサービス「Makuake」で資金を募り、最終的に3,900万円以上を集めて制作された本作。戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女が戦禍の激しくなる中で懸命に生きていこうとする姿を追い掛ける。全国63スクリーンの小規模公開ながら、全国映画動員ランキングで初登場10位にランクインし、先週末のランキングでも2週連続の10位をキープするなど口コミで広がりを見せている。

 すでにアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、メキシコなど世界15か国で配給されることが決まっており、片渕須直監督を現地に送り出すための資金を再び「Makuake」で募っていたわけだが、『この世界の片隅に』製作委員会は24日、同サイトで「皆様の熱いご支援のおかげで、このプロジェクトは2016年11月22日15時の開始後、わずか11時間で目標金額である1,080万円を達成いたしました」と発表した。

 募集自体は当初の予定通り、2017年1月30日まで継続するが、予想外のスピードで目標金額を達成したことを受け、金額別の各コース支援者数に上限を設け、その上限を達成した時点で、そのコースの募集を終了するという。また、目標金額を超えた余剰分は支援者向けに行われる「海外渡航報告会イベント」の開催場所と回数を当初想定より増やすほか、上映国を中心とした海外でのプロモーション活動などに充てられるとのこと。(編集部・中山雄一朗)