tv_20161125115356.jpg

写真拡大

バイク便会社の経営者、谷川史一容疑者(32)がオレオレ詐欺の疑いで警視庁に逮捕された。お年寄りをだまして、バイク便に現金を受け渡しさせていた。この手口は今年(2016年)1月から10月までに126件発生、被害額は5億7000万円(昨年同期は31件、1億8000万円)にのぼった。

バイク便経営者逮捕!77歳女性から150万円

谷川は11月上旬、孫を装って東京北区に住む77歳の女性に「有価証券が入ったカバンを盗まれた」と電話し、自分でバイクを走らせて150万円を受けとった。「荷物は運んだが、詐欺はしていない」と容疑を否認している。

谷川は今年4月、渋谷区のマンションの1室にバイク便会社を設立し、「ビッグスクーター」タイプのバイク1台で配送をしていた。バイクに社名などは書いておらず、マンションの自転車駐輪場にとめて、住民とよくトラブルになっていたという。

司会の加藤浩次「なぜ会社までつくっていたのですかねえ」

菊地幸夫(弁護士)「カネの受け渡しが犯人には一番のリスクで、普通は犯行とは無関係のバイク便業者を使うのですが、今回は容疑者と業者が同一人物でした。オレオレ詐欺の上には詐欺師や暴力団がいるといわれます」

バイク1台あれがその日から営業

バイク便は125cc以上のバイクを用意して陸運局に届ければ、その日から始められる。警視庁は谷川が詐欺のために会社を設立したと見ている。バイク便業界は、携帯電話や公園での荷物受け渡しなどは詐欺の可能性があるとしている。社名や写真つきの社員証を入れたユニホームを用意している会社もある。

西村綾子リポーター「オレオレ詐欺の80%が現金を受け取りに行くそうです。谷川容疑者は普通の業者に頼めなくなって、自分で会社をつくったのではないでしょうか」

加藤「バイク便に現金を渡すことは基本的にないと思うほうがいいですね」