24日、韓国メディアによると、韓国の与党セヌリ党の李貞鉉代表が野党代表の演説をめぐって、朴槿恵大統領をイエス・キリストになぞらえたような発言をし物議を醸している。写真は韓国大統領府。

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2016年11月24日、韓国・国民日報などによると、韓国の与党セヌリ党の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)代表が野党代表の演説をめぐって、朴槿恵(パク・クネ)大統領をイエス・キリストになぞらえたような発言をし物議を醸している。

李代表はこの日午前開かれた党最高委員会議で、最大野党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表の演説に言及、「イエスを否定したユダになれというのか」と述べた。また、「秋代表は(朴大統領の)弾劾に関してセヌリ党に物乞いをしないと言ったが、これはセヌリ党議員たちに対し野党に倣え、一言で言って下手人になれという話ではないか」とし、秋代表が与党議員に「裏切り者」「変節者」「イエスを売ったユダ」「イエスを否定したペドロ」になるよう求めていると批判した。

野党は朴大統領の弾劾を求める議案について来月早々に採決したい考えだが、可決には国会議員の3分の2以上の賛成が必要で、与党の中で何人の議員が賛成に回るかが焦点となっている。李代表の発言は、朴大統領をキリストに、弾劾議案に賛成する与党議員を裏切り者のユダなどに例えたものだが、これが報じられるやキリスト教信者などから「キリストに対する侮辱だ」「偶像崇拝にほかならない」などの批判が相次いだ。

自らもキリスト教信者である「共に民主党」の禹元植(ウ・ウォンシク)議員はツイッターで「耳をふさぎたくなるほどの侮辱を感じる」と批判、ネットユーザーからも次のような厳しいコメントが寄せられている。

「どんなインチキ宗教だよ?」
「朴槿恵教の信徒たちは幻覚状態だから現実感覚がゼロ。朴槿恵がキリストにみえるほどだとすると強制入院が必要だ」
「宗教の問題は別にしても、キリストと独裁者を比べるものじゃないでしょ」

「神聖冒とく罪だ」
「僕はキリスト教信者ではないけど、これは完全に狂った発言だと思う」
「この一言で、朴槿恵がこの人にとってどんな存在だったか分かるね。朴槿恵は彼にとっては神だったのか」
「イエス様の名を汚すな」

「おかしな人の言うことを記事にしないでください」
「政治をする人たちはお笑い芸人より面白いな。笑い過ぎて何も言えないよ」
「キリスト教まで敵に回すとは、セヌリ党は自滅だな」
「朴槿恵がキリストなら裏切られて当然だよ。十字架にかけられるのも仕方ないね」(翻訳・編集/吉金)