隣国どうしである日本と中国の関係がより深まるにつれ、互いが互いについてどのように評価しているかという議論が熱を帯びてきている。特に、中国では日本に対して「尊敬すべきか敵視すべきか」を巡る議論がネット上で毎日のように繰り広げられている状況だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 隣国どうしである日本と中国の関係がより深まるにつれ、互いが互いについてどのように評価しているかという議論が熱を帯びてきている。特に、中国では日本に対して「尊敬すべきか敵視すべきか」を巡る議論が、ネット上で毎日のように繰り広げられている状況だ。

 中国メディア・今日頭条は22日、「客観的に見て、日本は人を敬服させる国だろうか」とする記事を掲載した。記事は、現在の日本の成功には「厳しい規律」、「固い信念によって統制された屈強な精神力」という2つの要因があると説明。1つ目の「厳しい規律」について、古代のから近代まで続いた天皇以下の明確な上下関係が、現代の日本企業にも受け継がれており、上の者に服従するという思想が「まるで1つの機械のような、1つ1つのセクションが厳密な組織」を作りあげたとした。

 また、「信念の統制」は今の日本において、「もはや天皇や武士道によるものではない」とする一方で、現代の教育ではなおも「苦痛を忍びながらも向上する」という理念が植えつけられていると解説。「ゆえに、日本人の気迫はすさまじい。信念のもとで統制された人の精神力は、計り知れないものなのだ」と論じている。

 2つの要素から日本が急発展を遂げたことについて論じたうえで、記事は日本人の「ダークな面」についても言及。一たびクローズな場所、誰にも見えない場所になると、日本人は極度に放蕩となり、極端な無秩序状態となるとし、それは「第2次世界大戦の状況から容易に伺える」とした。また、現代の日本においてもその「無秩序」ぶりは、マンガや映像作品からも見て取れると説明した。

 記事は「明るい部分での厳しさがあってこそ、ダークな部分における放蕩を引き起こす」とし、国づくりにおいては厳しい組織や規律、極度の忠誠度による信念が極めて高い効果を発揮する一方で、一たび戦争となると「国全体がいち早く戦争マシーンと化す」という非常に恐ろしい側面を持っているとした。

 そして、「われわれは日本にも学ぶべき点が多くあることは認めなければならない。しかし、ある方面で言えば、この民族は尊敬に値するのではなく、恐ろしさを感じさせるのである」と論じた。

 普段は「大人しくていい子」と評価されていた児童や生徒が、実は陰湿ないじめのリーダーだったり、ある日大きなトラブルや事件を引き起こしたりというケースがしばしば見受けられる。記事が日本について指摘する「恐ろしさ」というのは、このような子どもが持つ「恐ろしさ」に似ているのではないだろうか。そして、当の日本人であるわれわれも、同じ日本人が持つ「ダークな面」にある種の恐ろしさを感じながら日々生活しているのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)