笑顔の受章 Photo by Chip Somodevilla/Getty Images

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 アメリカの文民最高位の勲章「大統領自由勲章」の授章式が11月22日(現地時間)、アメリカのホワイトハウスで行われ、俳優のトム・ハンクス、ロバート・デ・ニーロ、人気司会者のエレン・デジェネレスらが受章した。世界平和や文化、科学、スポーツ、政治など、多岐にわたる分野でアメリカの国益と保全に貢献した人物に贈られる。

 バラク・オバマ大統領は、トラブルに巻き込まれる役柄の多いハンクスに対し、「決して一緒に旅行すべきではない」と冗談を飛ばして会場の笑いを誘いながらも、「実際のところ、彼はいつも現実世界で最高の役を射止めている。“良き人間”という役だ」と賛辞を贈った。

 また、マフィア役で名をはせたデ・ニーロを「キャラクターがアイコニック」といい、デ・ニーロの本当の才能は、どのような役に対しても細やかな配慮をすることであると役作りを絶賛。さらに、まだセクシュアルマイノリティに対する偏見が色濃かった20年前に、築き上げたキャリアを危機にさらしてゲイであることをカミングアウトしたデジェネレスを、「LGBTコミュニティだけではなく、我々全員にとって重要なムーブメントを起こした」と称えた。

 今回が自身の政権下で最後の「大統領自由勲章」授章式となったオバマ大統領は、「皆に感動をもらった」「多様な人材を誇るアメリカは、もっとも偉大な国です。素晴らしいアメリカを取り戻しましょう。互いの違いではなく、違いのなかにある共通点を共有することによってです。なんと素晴らしい贈りものでしょう」と挨拶した。今年はほかに、元プロバスケット選手のマイケル・ジョーダン氏、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、歌手のブルース・スプリングスティーンら21人が受章している。