本作に続き4作品が順次公開 (C)2016 日活

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 1971〜88年に約1100本の作品が生み出された成人映画レーベル「日活ロマンポルノ」を5人の実力派監督が復活させる「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の1作「ジムノペディに乱れる」の初日舞台挨拶が、11月26日(新宿武蔵野館、横浜ジャック&ベティ)に開催されることが決まった。当日は、行定勲監督と出演者の板尾創路、芦那すみれ、岡村いずみ、風祭ゆきが登壇(板尾と風祭は新宿武蔵野館のみ)する。

 同企画では、上映時間80分前後、10分に1回の濡れ場を入れる、製作費は全作品一律、撮影期間は1週間、完全オリジナル作品といったルールを敷き、行定監督のほか塩田明彦、白石和彌、園子温、中田秀夫といった人気監督たちが同じ条件でロマンポルノに初挑戦する。「ジムノペディに乱れる」は、創作意欲を失ったまま惰性で仕事を続ける映画監督・古谷(板尾)が、衣装係や専門学校の教え子、女優といった女たちとの刹那的な快楽に身を委ねるさまが描かれる。

 本作には、ミュージシャンとしても活躍し本作が長編映画初挑戦となる芦那すみれ、NHK大河ドラマ「真田丸」にも出演した岡村いずみといった若手女優から、日活ロマンポルノ黄金期を支えた風祭ゆきまでバラエティ豊かな面々が結集。中でも、専門学校の学生・結花に扮した芦那は行定監督のビジョンに応えるため、減量に挑戦してスレンダーさに磨きをかけた。11月20日に行われたイベントでは、「ファーストカットが濡れ場だった」と過酷な撮影を明かしている。また、行定監督は当初書き上げた台本が却下されるなかゼロから物語を紡ぎ上げたそうで、初日舞台挨拶では当時の裏話が飛び出すと予想される。

 「ジムノペディに乱れる」は、11月26日から全国順次公開。初日舞台挨拶は、横浜ジャック&ベティで午後1時40分からの回の上映前、新宿武蔵野館で午後3時からの回の上映後と午後5時15分からの回の上映前に行われる。なお、「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」は、「ジムノペディに乱れる」を皮切りに、塩田監督作「風に濡れた女」(12月17日公開)、白石監督作「牝猫たち」(17年1月14日公開)、園監督作「アンチポルノ」(17年1月28日公開)、中田監督作「ホワイトリリー」(17年2月11日公開)の順で公開。