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Microsoftは、同社のニューラルネットワークを利用した音声翻訳やテキスト翻訳が順調にその精度を上げており、エンドユーザー向けの各サービスや開発者にはAPIを通して、これら滑らかな翻訳や音声からテキストへの変換など実装を開始したことを公式ブログで報告した。

リアルタイム翻訳が期待されるMicrosoft Translator Speech APIでは、24日サポートされる9言語(アラビア、中国語/北京語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ブラジル/ポルトガル語、ロシア語、スペイン語)に加えて、日本語テキスト翻訳もニューラルネットワークでの滑らかな翻訳が実装されており、近日中にはSpeech APIの日本語サポートが行われる。

デスクトップ用Skypeアプリ、Windows 10用Skypeプレビュー、iOSやAndroid用Microsoft Translatorアプリ会話機能などを通してエンドユーザーが使用できるほか、企業や開発者向けには、Azureポータル上でのMicrosft Translatorの提供を開始、Azureのサブスクリプションを使用してMicrosoft Translatorを使う場合のケースごとのメニューも公開されている。

ニューラルネットワークを直接試せるWebサイトも公開されており、既存のモデルとの滑らかさの比較が試せるようになっている。

従来とは比較にならない向上が見える同社のニューラルネットワークによる翻訳精度だが、公式ブログではマイクロソフトの音声翻訳やテキスト翻訳におけるニューラルネットワークの活用は、まだ初期段階(成長段階)に位置するが翻訳の質は従来のSMT(Statical Machine Translation/統計的機械翻訳)を既に超えており、大幅な品質向上に向けた第一歩に過ぎないと、今後も先進テクノロジーの成長とともにサービスの向上を着実に進めていく構えだ。

(長岡弥太郎)