ラジオの裏送りって?

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ラジオ放送には裏送りと呼ばれるものがあります。これはなんでしょうか。

裏送りとは何か?

ラジオの裏送りとは、キー局から放送しているにも関わらず、その局には放送されない状態をいいます。たとえば、東京で放送されていながら、地方のみに流れるという状態をいいます。なぜ、そうした状態が起きるのかといえば、キー局の地域で臨時ニュースが入ったり、あるいはスポーツ中継が行われている時に起こります。例えばラジオの場合、野球中継は基本的に試合終了まで放送されます。その場合、次の放送番組は試合終了を待って放送されることになりますが、地方においてはその野球中継がされていないこともあります。その場合、地方の局では、本来の放送時間から番組が始まることになります。

裏送りの醍醐味とは?

裏送りの醍醐味とはなんでしょうか。まず、一番リスナーが多い東京で放送されないことによって、ここでしか言えない裏話が話されることもあります。さらに、本放送を前にした、ウォーミングアップのような、ゆるやかな放送といったことが行われることもあります。かつて「ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン」においては、裏送り放送が行われた時には、熊本県出身のウッチャンと、香川県出身のナンチャンが東京に対する毒を吐きまくったという伝説が番組の企画本では語られています。

裏送りを聴くには?

かつて裏送り放送を聴くには、その地方にいる必要があるか、もしくはその地方に住んでいる友人に連絡を取ってテープを送ってもらうという方法しかありませんでした。ですが今はインターネットが発達していますから、ネット上で音声データを探すことは不可能ではありません。さらにラジコのプレミアム機能を使えば、全国の放送がリスニング可能ですから、裏送りの醍醐味というのは、かつてに比べればだいぶ薄れつつあるというのが現状であるといえるかもしれません。