23日、連日話題になっている中国の「限韓令(韓流禁止令)」だが、企業の広告モデルにまで騒ぎが波及し、起用が発表されたばかりの韓国人女優チョン・ジヒョンも契約解消を余儀なくされている。写真はチョン・ジヒョン。

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2016年11月23日、連日話題になっている中国の「限韓令(韓流禁止令)」だが、企業の広告モデルにまで騒ぎが波及し、起用が発表されたばかりの韓国人女優チョン・ジヒョンも契約解消を余儀なくされている。36Kr網が伝えた。

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韓国コンテンツの中国市場からの締め出しを図る「限韓令」は、米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備を決めた韓国に対し、中国側の制裁措置の一つとされる。今年8月に話題が浮上すると、テレビ各局が敏感に反応し、自主的な韓流タレント締め出しがたびたび報じられてきた。さらにここ数日、韓国メディアが具体的な「限韓令」の措置を連日報じている。

中国当局が正式には認めていないこの「限韓令」だが、スマホメーカーのVivo(維沃移動通信)は広告モデルを韓国の俳優ソン・ジュンギから台湾の俳優エディ・ポン(彭于晏)に変更すると発表。ソン・ジュンギは今年、中国で大ブレークした俳優で、契約金は2000万元(約3億3000万円)以上とも報じられたが、わずか半年で姿を消すことになった。

これまで韓国人タレントを多数起用してきたのが、同じくスマホメーカーのOPPO(欧珀移動通信)。すでに「限韓令」が世間を騒がせていた先月、新たなイメージキャラクターとしてチョン・ジヒョンの起用を明らかにしていた。しかしここへ来て、中国の人気女優が取って代わることが分かり、最有力候補はアンジェラベイビー(楊穎)とされている。

北京衛星テレビは韓国メーカーおよび韓国人タレントが出演するCMの放送を全面ストップすると発表。現在のところ、合弁会社の自動車メーカー・北京現代(ペキンヒュンダイ)が俳優キム・スヒョンを起用したCMだけがこの措置を免れている状況だ。(翻訳・編集/Mathilda)