23日、朴槿恵大統領の長年の友人や側近らが逮捕された一連の事件を受け韓国で朴大統領への批判の声が強まる中、「朴大統領辞任」と題した偽情報のウイルスメールが出回り、韓国警察が注意を呼び掛ける事態となっている。写真は大統領府近くで警備に当たる警察。

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2016年11月23日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の長年の友人や側近らが逮捕された一連の事件を受け韓国で朴大統領への批判の声が強まる中、「朴槿恵大統領辞任」と題した偽情報のウイルスメールが出回り、韓国警察が注意を呼び掛ける事態となっている。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

京畿南部地方警察庁によると、23日現在、「『朴槿恵辞任』というCNNの記事を開くとパソコンが使えなくなる」との文章で始まる怪情報がメッセンジャーアプリ「カカオトーク」などSNSで広まっている。本文は「崔順実(チェ・スンシル)事件と関連し『憂慮される大韓民国』というタイトルのメールが広まっている。このメールは北朝鮮で昨日製作のウイルスが仕込まれたメールのため絶対に明けないように」と注意を呼び掛けるものだ。末尾には同警察庁に実在するサイバー安全係長の名が記されている。

しかし同庁サイバー安全課はこうしたメッセージを発信した事実はないと明らかにした。同課は報道資料を通じ「11月4日『憂慮される大韓民国』というタイトルでフィッシングメールに対する注意呼び掛けを京畿南部地方警察庁ホームページなどに掲載したものを、何者かが崔順実事件と結び付けうその内容を広めている」と説明、メッセージのURLはウイルスプログラムにつながるものと確認されたため「(メールやメッセージを)絶対に開けないように」と呼び掛けた。

報道を受け、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「これって創造経済では?(笑)」
「警察の自作自演だろう」
「また北朝鮮のせいにするのか」
「朴槿恵がまた…」

「警察が急に親切になった」
「北朝鮮のハッカー?北朝鮮がどうしてカカオトークを知ってるんだ?」
「どうみても小中学生の文章。韓国の警察はそこまでやることがないのか」

「愚かな国民をだますにはぴったりの手だな!」
「希望のメッセージだ」
「なんと、そのうれしい知らせがウイルスメールとは残念だ」
「朴槿恵が辞任するわけがないよ。こんなものにだまされる人がいまだにいるのか」(翻訳・編集/吉金)