トランプ夫人、ファッション業界から見放され着る服がない?

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「プレイメイトみたいな女がファーストレディだなんて世も末」とため息をつく女子がいる一方で、「(オバマ夫人と比べ)知的すぎない感じが親近感」「モラハラ気味の夫を持つ私たちの気持ちを分かってくれそう」と一部白人女性たちからの圧倒的な支持を受けているというトランプ次期大統領の妻、メラニア(46歳)。

 しかし米メディアや女性セレブたちのトランプに対する嫌悪感は依然として強く、その怒りはメラニア夫人にまで飛び火。彼女は「恥ずかしい夫を持つ女」として蔑(さげず)みの対象とされているようです。

◆夫憎けりゃ妻まで憎い? セレブ猛反発

 今一番話題となっているのは、メラニア夫人を公然とディスり、そのやり方に賛否が別れているモデルのジジ・ハディッド(21歳)。

 11月20日、アメリカン・ミュージック・アワードで司会を務めたジジは、7月の共和党大会で夫人が行った演説のモノマネを披露。「私のメラニアの印象はこんな感じよ。顔を整えなくちゃ」と言って変顔を作ると、夫人の出身地であるスロベニア(東欧)訛りの英語で喋り始めました。

 オバマ夫人のスピーチを盗用した疑いのある“いわくつきの演説”を真似て観客の笑いを誘ったジジでしたが、見た目や喋り方をあざ笑うやり方には「いくらなんでもやり過ぎ」「移民を馬鹿にしている」「差別だ」と批判の声も上がりました。
 一方、トランプの当選を知った際に失意のあまり泣き崩れる動画を配信して話題となった歌手のマイリー・サイラス(24歳)は、「マイリーの“Wrecking Ball”を早朝から聴く♪」というメラニア夫人のつぶやき画面をそのまま流用し、ノーコメントでツイート。

 本人の真意は明らかになっていませんが、マイリーが熱心なヒラリー支持者だったことから、ファンたちは「ディス来たー!」とマイリーのツイートを夫人への批判と解釈し、喜々として拡散し続けています。

 セレブのメラニア夫人への批判は以前から多く、レディー・ガガ(30歳)は夫人が行ったイジメ撲滅スピーチに対し「偽善だわ。あなたの夫こそ弱い者イジメの代表者じゃない」と猛反発していました。

◆トランプガールズに着せる服はない? デザイナーが完全拒絶

 そんな中、公式にメラニア夫人を拒絶するファッションデザイナーが現れました。

 オバマ夫人や女優のジェシカ・アルバ、キム・カーダシアンが愛用していることで注目を浴びたフランス出身のファッション・デザイナー、ソフィー・テアレット(52歳)がその人。

 彼女はツイッターを通じて「差別主義者の夫を持つ、次期ファーストレディには一切関わるつもりはない」という主旨の手紙を発表。「アーティストとして、自由と人間の尊厳を大切にしていきたい」と、メラニア夫人に衣装提供することを完全に拒否しました。

『People』によると、欧米のファッション界では妻のメラニア、長女のイヴァンカ(35歳)、次女のティファニー(23歳)といったトランプ女子たちに関わることに消極的なデザイナーが多いのだとか。

 長女イヴァンカは選挙中から自身が手掛けるブランドのドレスを着用し、ぬかりなく宣伝活動をしてきたとされていますが、それもこれも「他に着るものがなかったからではないか?」というのが同誌の見立て。

「妻のメラニアに至っては直接服を売ってくれる店がなかったのか、高級ブランド専門のオンラインショップから購入したドレスばかり着ていた」と書かれています。

 信念を持つ女性セレブやアーティスト、メディアにとっては、失言王トランプの側にいる夫人の存在が信じられないのかも? トランプ夫人叩きは今後も続きそうです。

Source:
『People』http://people.com/style/sophie-theallet-open-letter-melania-trump/

<テキスト/橘 エコ>
【橘エコ】
アメリカ在住のアラフォー・ブロガー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ハリウッド最新映画レビューやゴシップ情報などのほか、アメリカ女子を定点観測してはその実情をブログで発信中。WEBマガジン「milkik」では「アメかじシネマ」「愉快なアメリカ女子」を連載中(http://milkik.com/)