22日、社会に衝撃を与えた中国・香港映画「藍宇 〜情熱の嵐〜」の公開から15周年を迎え、プロデューサーのチャン・ヨンニン氏が裏話を語った。

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2016年11月22日、社会に衝撃を与えた中国・香港映画「藍宇 〜情熱の嵐〜」の公開から15周年を迎え、プロデューサーのチャン・ヨンニン(張永寧)氏が裏話を語った。中国時報が伝えた。

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天安門事件や急速な経済成長を背景に、同性愛者の男性2人を描いたこの映画。内容が問題視され、中国では上映禁止となったが、当時の台湾で高い人気を集め、台湾版アカデミー賞・金馬奨では5部門を制した。

プロデューサーのチャン・ヨンニン氏によると、フー・ジュン(胡軍)の出演はすぐ決まったものの、相手役の人選については難航した。当時売り出し中の若手俳優たちの中ではルー・イー(陸毅)が最有力候補だったが、役作りのため体を鍛えていたので失格。ホアン・シャオミン(黄暁明)は「イケメンすぎる」との理由で不合格になった。最終的に選ばれたのはリウ・イエ(劉[火華])だったが、同性愛者役ということに拒否を示し、なかなか首を縦に振らなかったという。

中国や台湾でタブー視されていた性的少数者に社会の関心が向けられ、認知されるきっかけを作ったこの作品。フー・ジュンは現在でも、男性の同性愛者が選ぶ「理想の恋人」アンケートで、トニー・レオン(梁朝偉)やワン・リーホン(王力宏)らと並んで必ずトップ10に選ばれるほど、この作品での名演を人々に印象付けている。(翻訳・編集/Mathilda)