魔法動物“ニフラー”にそっくりなハリモグラの赤ちゃん(出典:http://www.mirror.co.uk)

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23日、『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が日本でも公開され、来日中のエディ・レッドメインらメインキャストが初日舞台挨拶を行った。待望の新作にファンは熱狂しているが、この映画を語るにあたって忘れてはならないのが、原作者であるJ・K・ローリング氏が作り出した愛嬌たっぷりの魔法動物たちである。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でエディ・レッドメインが演じる魔法動物学者ニュート・スキャマンダーが持っているスーツケースの中には、不死鳥のような大きな鳥“サンダーバード”やサイのような“エルンペント”などのファンタスティックビースト(魔法動物)が詰め込まれている。

その中でもニュートがペットのように扱う温厚な性格の“ニフラー”は、黒いふさふさの毛を持ち、長く突き出た鼻が特徴的だ。普段はモグラのように地下深くに穴を掘って棲んでいるが、キラキラ光るものを見つけると次々身体の中に取り込んで周囲のものを破壊する。映画の中でも銀行やジュエリーストアに忍び込んでは悪さを繰り返すが、どこかお茶目で憎めない。

“ニフラー”は創造上の生き物だが、これにそっくりだとして注目を集めているのがハリモグラ(short-beaked echidna)の赤ちゃん“パグル(puggle)”だ。ハリモグラは飼育下での繁殖が非常に難しいと言われるが、『edition.cnn.com』がオーストラリアのタロンガ動物園で29年ぶりに3匹のパグルが誕生していたことを伝えている。3匹は8月16日から30日の間に次々と産まれたという。ハリモグラは哺乳類でありながら、母親が妊娠すると腹部に発達させた育児嚢に1つだけ卵を産む。こうして卵から孵ったパグルは、育児嚢の中で母乳を飲んで2〜3か月を過ごすのだ。

今月18日、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の全米公開日に合わせるように報道陣に公開されたパグルは、やっと目を開け身体はふさふさの毛で覆われている。特徴である背面のトゲが生えるのはまだまだこれからのようだ。一日の大半は寝て過ごしているようだが、その姿はニフラーとそっくりだ。まるで魔法にかけられたようなタイミングで誕生したパグルたち。動物園では現在、Facebookで3匹の名前を募集中だという。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)