22日、米大統領選におけるトランプ氏勝利を支えたオルタナ右翼がカナダでも中国人批判を行っている。資料写真。

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2016年11月22日、環球網によると、カナダに反中チラシが出現した。「白人が周縁に追いやられている」「中国人が支配しつつある」と主張している。

米メディアのハフィントンポストによると、中国系移民が多いカナダ・リッチモンド市の住宅で“反中”チラシが配布された。「私たちの祖先が作ったコミュニティーなのに周縁化された特殊な待遇を受けている。近所の住民は英語を話せない者ばかりだ。住宅価格は高騰し、家を買うこともできない。この状況を変えたければalt-right(オルタナ右翼)に加われ」という文面だ。

オルタナ右翼とは米大統領選におけるトランプ氏勝利の要因とも言われる新たな潮流だ。主にネット経由で広まり、白人は迫害されているという被差別意識や反フェミニズム、反ポリティカルコレクトネスなどの特徴を持つ。

リッチモンド市のマルコム・ブロディ市長はハフィントンポストに「包容力と調和で知られるわが市ではすべての文化は歓迎される。チラシの主張は人々を誤った考えに導くものであり、また恥ずべき者だ」との声明を寄せている。(翻訳・編集/増田聡太郎)