深堀圭一郎に求められるのはトップ10フィニッシュ シード圏内に飛び込めるか(撮影:赤澤亮丈)

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<カシオワールドオープン 事前情報◇23日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,315ヤード・パー72)>
次週開催される国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は今季の優勝者と賞金ランク上位者が出場する限られた一戦となるため、フルフィールドでのトーナメントは今週が最後。賞金シード権ギリギリにいる選手たちにとっては、泣いても笑っても第1、第2シードを合わせた75枠を争う最終戦となる。
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今大会を迎えた時点での賞金シードラインはランキング82位まで。松山英樹、ブルックス・ケプカ(米国)ら出場義務試合を満たさず除外される選手が7名(第1シード圏内に3名、第2シード圏内に4名)いるためだ。63位の第1シードを争う位置にいるのは、香妻陣一朗(60位)、今季安定した成績を残した岩本高志(63位)ら。第2シード争いは平塚哲二(81位)、S・K・ホ(82位)、丸山大輔(83位)、堀川未来夢(84位)らがいる。
そんな中、シードラインから遠く離れた位置にいるのがツアー通算8勝を誇る深堀圭一郎だ。今大会までの獲得賞金は約509万円にとどまり、ランキングは105位。シードラインに飛び込むためには最低でも今大会で10位前後(524万円以上)の成績が必要となる見込みだ。
「すべての調子が悪い一年」と振り返った48歳のシーズンはケガとの戦いでもあった。「左ヒジを痛めて、右ヒジの外側も痛くなって、痛みに耐えるスイングを作る中で悪い方に振れてしまった」。11度の予選落ちを味わう中でようやく形が見えてきたのが11月初旬の「三井住友VISA太平洋マスターズ」。今季最高となる28位タイでフィニッシュして「少し光が見えてきている。結果につながればそこを求めてやり続けていくだけ」とようやく復調傾向をつかんだ。
「もう何試合かやりたいくらい」とここでシーズンが終わってしまうことが少し口惜しい。ケガだけでなく年齢と共に変化していく体に、少しずつゴルフをフィットさせていかなければいけない時期にも入った。「年齢と共にさみしいけど、筋力も衰えるし硬くなる。でも先輩たちもこえてきた道だし、ここをこえればまだ先もある」。
賞金シードを逃しても生涯獲得賞金25位以内の権利を使える(2012年に一度この権利を使っているが、その後シードに復帰したため権利が復活)ため、極限まで追い込まれているわけではないが、やはりシード圏内に入ることにこだわりもある。「前向きな気持ちで入ってきている。良い4日間になればいい」。ベテランはいつもと変わらぬ笑顔で開幕を見すえた。

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【ダンロップフェニックス 編】