来日インタビューで映画に込めた想いを語ったアリソン・スドルとダン・フォグラー (c)Hollywood News

写真拡大

解けない魔法のように世界中を魅了しつづける「ハリー・ポッター」の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(日本公開中)。本作の公開にあたり来日したキャストのアリソン・スドルとダン・フォグラーがインタビューに応じ、映画に込めた想いなどを語ってくれた。

人の心を読む力を持つクイニーを演じたアリソンは、2014年のアマゾンシリーズ「トランスペアレント」で女優デビュー。演技以前から、ファイン・フレンジーという名で音楽活動も行っている。魔法の世界に引き込まれる普通の人間ジェイコブを演じたダンは、トニー賞受賞歴を持つ俳優。コメディドラマ「Man Up」に主演、『カンフー・パンダ』(08)で声優を務めるなど幅広く活躍している。

「ハリポタ」という誰もが知っている世界に参加した二人。ダンは、「『ハリポタ』のファンは変装してくれるほど本当に優しくて、『ファミリーにようこそ』と言ってくれるんだ」とファンに受け入れてもらえたことの喜びを語る。対するアリソンは、「この映画のキャラクターは本に書かれていないから、観客は私たちを通してしか、彼らに会うことができないの。だからJ.K.(ローリング)が脚本に書いた通りのすばらしいキャラクターを演じることに大きな責任を感じたわ」と原作のない新シリーズを背負う俳優としてのプレッシャーを明かした。

二人が『ファンタビ』で演じたクイニーとジェイコブは、魔法使いと普通の人間の親交が禁じられている世界で距離を縮めていく。そんな二人に映画、そしてそれぞれの役を通して伝えたいことを訊くと、まずはダンが「二人の関係からわかるように、J.K.がずっと言いたかったことは、愛が最もパワフルな魔法であるということ」と説明し、続けて「その次は…ペイストリー」とパン屋を夢見るジェイコブらしい答えで笑いをとった。アリソンも、「二人の関係が伝える重要なメッセージは、『受け入れること』の大切さ。私たちは他人をいろいろなカテゴリーの箱に入れて見てしまうけれども、それを超えて見ることで共通点を見つけられるし、恋に落ちることもあるのよ」と真剣なまなざし。さらに、「クイニーは女性らしい柔らかさや優しさを持ちながら、自分なりの力強さもあるの。女性らしさと強さ、両方持てるということも伝えたかったわ」と付け足した。

写真撮影の間も、ずっと楽しそうにお互いを笑わせていた二人。クイニーとジェイコブの関係にもぜひ注目して、映画をご覧いただきたい。

■『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
日本公開中
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.