「東台湾臨海道路」と陳澄波の孫、立栢さん=陳澄波文化基金会提供

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(台北 23日 中央社)第11代台湾総督を務めた上山満之進の精神を現代に生かし、台湾との交流促進について考える地域公開フォーラムが12月11日、上山の故郷、山口県防府市内で開かれる。上山と縁のある画家、陳澄波に関する講演などが行われる。

フォーラムを共催する山口県立大国際文化学部の井竿富雄教授によると、防府市民有志の友好訪問団と同大の地域実習受講生の一行は今年9月、陳の出身地である嘉義市を訪問。陳の子孫とも出会い、訪問で学んだことを基にフォーラムを開催することになったという。

上山が遺した資金で建てられた三哲文庫を前身とする同市立防府図書館では昨年、上山が台湾総督退任前に陳に依頼して描かせた絵画「東台湾臨海道路」が発見されていた。

フォーラムでは、東台湾臨海道路の発見者で、上山の伝記を執筆した児玉識龍谷大元教授による講演や嘉義を訪れた受講生による発表なども行われる。

(編集:名切千絵)