深田晃司監督最新作となる短編が完成 (C)深田晃司映画まつり

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 深田晃司監督の最新作となる短編「鳥(仮)」が完成した。深田監督の作品を集めた特集上映「深田晃司映画まつり」で上映される。

 浅野忠信を主演に迎えた「淵に立つ」が、今年5月の第69回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門審査委員賞を受賞した深田監督は、同作に至るまでにも、2010年に「歓待」で東京国際映画祭・日本映画「ある視点」部門作品賞、13年の「ほとりの朔子」でナント三大陸映画祭のグランプリを受賞するなど、各国の映画祭で高い評価を受けてきた。

 「深田晃司映画まつり」は、深田監督にとって初の特集上映となり、上映の機会が少なかった長編「東京人間喜劇」をはじめ、「淵に立つ」までの深田作品や、深田監督を追ったテレビドキュメンタリー「映画監督 深田晃司 海を渡って見えたもの」など計10作品を上映。「淵に立つ」を解説付きで鑑賞できるオーディオコメンタリー上映も行われる。

 約7分の短編「鳥(仮)」は、同特集の開催を記念して製作。ある部屋で女性に詰問される男性と、男性が部屋に連れ込んだらしい、もうひとりの女性の様子を描いたもので、主要なシーンの多くをiPhoneで撮影された。撮影の根岸憲一、音楽の小野川浩幸ら「ほとりの朔子」「淵に立つ」を手がけたスタッフが集い、深田作品常連俳優の井上三奈子、木引優子に加え、金子岳憲、師岡広明らが出演。タイトルは「トリカリ」と読み、今後、長編化の可能性も秘めていることから、あえてタイトルに「(仮)」が入れられている。

 「深田晃司映画まつり」は、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで11月26日〜12月9日開催。「鳥(仮)」は11月26、30日、12月1、2、4、6日に上映される。その他の上映作品やスケジュールは、特集上映の公式サイト(http://www.kojifukadacinemaparty.com/)で発表されている。