2016年6月にフォルクスワーゲン・ゴルフ トゥーランに追加された「TSI R-Line」。今秋開催されたオールラインナップ試乗会で乗る機会がありましたのでご報告します。

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フロントグリル「R」のバッヂがスポーティミニバンであることを主張するゴルフ トゥーラン TSI R-Lineは、試乗車が鮮やかな色合いの「ハバネロオレンジメタリック」をまとっていることもあり、数あるフォルクスワーゲン車の中でも存在感は際立っていました。

同モデルは、上級仕様の「TSI Highline」をベースに、フォルクスワーゲンR GmbH社が手がけたスポーティモデル。

なお、フォルクスワーゲンR GmbH社は、日本で販売されているゴルフRをはじめ、世界ラリー選手権で参入初年度に総合優勝という快挙を達成したポロR WRCといったレーシングマシンの企画、開発などを担当するフォルクスワーゲンのインハウスチューニングメーカーです。

フォルクスワーゲンR GmbH社が手がけただけあって、内・外装ともにかなりスポーティな仕上がりが印象的。

外観は、専用フロントバンパーやサイドスカートのほか、リヤバンパーにクロームパッケージを装備することで、11年ぶりにフルモデルチェンジを受けたトゥーランのスタイリングを際立たせています。

一方の内装も、R-Line専用のファブリックシートやドアシルプレート、アルミ調ペダルクラスターなどでスポーティかつ洗練されたムードに仕立てられています。

ミニバン大国日本には数多くの選択肢があります。その中で輸入ミニバンを選ぶということは単に使い勝手だけでなく、走りやスタイルにもこだわりを持ちたいというニーズがあるはず。

ゴルフ トゥーランは、両側スライドドアではなく通常のヒンジ式ドアになりますが、それ以外のシートアレンジや3列目の乗降性、最大1857Lという広大な荷室容量など日本製ミニバンに負けない使い勝手が美点。

助手席まで完全にフラットに倒せるシートや、外したトノカバーを荷室床下に収納できるなど、非常に使いやすく実用性の面でも満足できるはず。なお、今回紹介したゴルフ トゥーランTSI R-Lineの価格は397万4000円です。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

スポーティな内・外装と使い勝手の良さが美点のVWゴルフ トゥーラン「TSI R-Line」(http://clicccar.com/2016/11/23/418914/)