「自分の家が欲しい」と思ったら最初にすること

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「自分の家づくり」を考えたときから、マンションや分譲か、建売か注文住宅か選択し考えていきます。
 今回は、「持ち家計画」を具体的に紹介します。
 設計士は顧客との雑談の中で理想とする暮らしのイメージをつかみ判断アドバイスをする設計士についてもご説明します。

自分の家を持つのか、一生賃貸で暮らすのか?

 自分の家を持つのと一生賃貸で暮らすのとでは、支払うトータル金額にさほど差がなくなったといわれています。
 家を持つということは、単に経済的な側面だけでは測れないメリットがたくさんあるからです。
 望みどおりの家で暮らすことは、人生の幸福度を一気に引き上げます。自分の家を所有することによる安心感や満足感、達成感、自己実現感、これは経験した人だけが味わえる特別なものです。

絶対に譲れないポイントから家づくりを考えていきましょう

 マンションか一戸建てか。
 新築か中古か。
 建売を買うか注文住宅にするか。
 何棟も同じ仕様で建てることで、建築コストが抑えられますが、建築材の品質や大工の施行レベルはあまり良いとはいえないケースが多いようです。
 外から見えない箇所がなおざりにされていることがあり得るのです。
 これだけは絶対に嫌だ、これだけは絶対に譲れない、というポイントを抑えて考えていくと、自分が本当に望んでいるものが見えてくるようです。

一生住める家づくりの観点から考えてみましょう

 老後を穏やかに過ごしたい頃に、住み慣れたわが家を建て替えなければならないなんて、お金も労力も大変なロスです。
 一生住める家づくりを考えるならば、注文木造住宅はきちんと修繕をしていけば100年、最大100年はもつとされています。

マンションのほうが建物寿命が長いという勘違い

 マンションの場合は、建物の寿命が平均50〜60年とされていますから、いつかは建て替えが必要となります。50年というのは長いようでいて、案外短いものです。
 老後を穏やかに過ごしたい頃に、住み慣れたわが家を建て替えなければならないなんて、お金も労力も大変なロスです。

きちんと修繕していけば100年以上もちます

 木造住宅は、きちんと修繕をしていけば100年はもち、最大200年はもつとされています。家根や外壁、上下水道の配管など、きちんと手入れをすることで、一生住み続けたり、増築や改築で家を成長されることもできます。

こだわりたい建築在の品質

 注文住宅の場合は、柱や壁材や断熱材など建築材の品質やグレードを、施行業者と相談し選ぶことができます。予算の範囲内で可能なかぎり高品質な建築材を用い、予算オーバーの場合は、他の箇所でコスト調整できます。

中古の物件を購入し、リフォームする手も

 新築にこだわらないならば、中古の物件を購入し、自分の望みどおりの間取りや内装にリフォームするという方法もあります。
 都市部では特に、不動産物件が過剰にあり、供給過多ともいわれる時代ですから、多くの物件の中から好きなものを選ぶことができるでしょう。
 中古の物件は価格帯が幅広いので、きちんとマネープランを立てて計画を進めれば、比較的リーズナブルに持ち家を叶えることが可能です。

家づくりの第一歩は資金計画

「持ち家計画」の第1歩は資金づくりにあります。
 土地を購入するための資金を金融機関が貸し出すことはあり得ません。その土地の上に建つ建物とセットでないと住宅ローンを組めません。資金借り入れの担保物件が必要とされるからです。
 住宅ローンを組むからには、それなりの責務をかかえるわけですから、無理のない計画を組むようにしないといけません。年に一度の家族旅行や、楽しいイベントなど、暮らしの余裕もほしいものです。

「持ち家計画」の最短経路

「持ち家計画」に本気に取り組むなら、「予算」「建物」「土地」の順で検討していくことをおすすめします。
 予算の範囲内で納得のいく家づくりをしてくれそうな業者をじっくりと探し、その業者に支払う金額の目安を知ってから、土地にかける予算を決め、土地を探すという流れがベストです。

「何を基準に土地を選べばいいかわからない」場合は設計士が同行することも

 設計士は雑談ムードでお話を伺って、そうして得た顧客のご要望に基づきプランを作成します。
 土地が決まっている場合は、必ず敷地調査を行い、日当たりや風通し、周辺状況や法的規制といった詳しい情報を集め最適な設計プランを提案します。
 土地選びのお悩みをかかえている方には、設計士が一緒に不動産会社へ出向いたり、土地見学に同行したりして顧客の理想しているイメージにフィットするかどうかを判断してアドバイスをします。

まとめ

 家づくりを考えたときから、マンションか一戸建てか、建売か注文住宅か選択することになります。
 注文住宅は高いのではと思いがちですが、設計士の方と雑談しながら本当に作りたい家をみつけていく自分探しのお手伝いもしてもらえます。
参考書籍『100年安心できる! 「いい家」の建て方』ぱる出版 著者:谷口弘和