尖ったエラなんとかして!プロが教えるコンプレックス解消メイク

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ベースボール型の骨格に悩んでいる……という方も多いのでは? 意志の強さや知的な印象を与える骨格は魅力の一つともとれますが、なるべくなら“小顔”で“華奢”な印象を与えたいというのがオンナ心でもありますよね。フェイスラインが気になるから、とヘアースタイルで顔周りを隠していては、せっかくの明るい表情までもが暗くみられがちになってしまいます。

そこで今回は、プロのヘアメイクとして年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が「エラはり顔×コンプレックス解消メイク」をご紹介します。

■眉尻の長さで理想の骨格「逆三角形」にチェンジ

エラが張っているとどうしてもお顔のバランスが下に広がりがちに。まずは、比重を上に持っていくことで理想の骨格「逆三角形」に見せることが大切です。

ポイントは“眉毛”。まずはこの冬流行の“への字”型でなだらかに眉山をとったら、きっちりと眉尻を小鼻の延長線上まで描ききりましょう。

そうすることで、お顔の大きさの比重が上に移り、アゴ先までのシャープなラインが強調され理想的な骨格に近づけます。

■チークは正面高めに丸みをだす

お顔を細く見せたいから……と斜めに切れこみを強調させるチークの入れ方をしていませんか? シャープな印象を与えてしまうと、余計にアゴ先にかけての“くの字”型のエラを目立たせてしまいます。

正解は、正面のチークボーンにふんわり丸く入れること。その時に下まぶたにかかる位に少し高めに入れてあげましょう。そうすることで、よりお顔の比重を上に持たせることが出来ます。

■シェーディングシャドーはもみあげの奥&アゴの裏に入れる

エラを削りたいからといって、下頬全体にシェーディングシャドーを入れてしまうと、余計に“カバーしています”感が丸出しになってしまいます。

その時のポイントは、フェイスラインの更に“奥 ”に影を入れて奥行きを出すこと。そうすることによって小顔効果が得られます。

まずは、眉山の上辺りからこめかみにかけて、フェイスラインに沿いながら半分頭皮にかかるようにグルグルと円を描くように影を付けていきます。

そして、もみあげの後ろ、耳の前に影を入れたらそのまま今度は耳の後ろ側からアゴの裏にかけてシェーディングシャドーを入れていきましょう。そうすることで、とても自然にアゴの引き締まった奥行きのある小顔に見せることが出来ます。

いかがでしたか? 骨格もバランスの取り方で十分理想の小顔に近づけることが出来ます。是非、コンプレックスを解消して色々なヘアメイクにチャレンジしてください。

【筆者略歴】

※ 古賀真知子 ・・・ メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。

【画像】

※ Roman Samborskyi / Shutterstock