離ればなれになった家族がメキシコの国境付近で抱き合う姿が感動的

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アメリカとメキシコとの国境でゲートが開かれ、離れ離れに暮らしている家族が抱擁を交わすことができたとして、話題となっている。

限られた時間で直接触れ合う

11月19日、「世界子供の日(11月20日)」を記念して、メキシコの都市ティファナとアメリカのサンディエゴの間にある国境のゲートが開かれた。

そしてアメリカで暮らす家族がそこを訪れ、メキシコなどに残っている家族と数分間、触れ合うことが許されたという。

実はここでは週末になると両国から人々が集まるのだが、会話を交わすのも全て柵越し。

しかしこの日は両親と息子と娘、さらに祖父母と孫、兄弟姉妹など、立場や年齢の異なる家族たちが直接体に触れ、限られた時間を惜しむようにキスを交わし、強く抱きしめることができたそうだ。

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NGOなどが働きかけて実現

この再会を企画したのは、移民を支援しているNGOの「Border Angels」。

彼らはメキシコの地方当局と、アメリカの国境パトロールの協力を得て、国境のゲートを開く機会を設けた。

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このような機会は2013年と2015年に、メキシコとカリフォルニア州との国境でも実施され、家族らは数分間再会出来たという。

また今年の8月や11月には、テキサス州のエルパソと、北メキシコのチワワ州にあるシウダー・ファレスという街との国境も、きっかり3分間だけゲートが開かれたそうだ。

貧困や戦争から逃れてきた人々

国境を越えてアメリカに入る移民らはメキシコ人だけでなく、貧困が蔓延し、政情が不安定で戦闘も続く中米の国々から来る人々も多くいる。

そしてこのような国境で再会する人の中には、10年間や20年間で初めて、家族と抱き合えたという人もいるそうだ。

無論、不法移民に関しては仕事や子供、犯罪などの多くの問題点もある。しかしもしかすると今後、移民たちにこのような機会すら与えられなくなるかもしれない。

アメリカの政策が彼らにどのように影響を及ぼすのか、見守っていきたい。