済んだ歌声が美しいLeola

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'16年春、「Rainbow」でデビューしたシンガーのLeola(レオラ)。ハワイ語でLeoは声、laは太陽。「降り注ぐ太陽のように聴く人の心を晴天にしたい」という思いを込めて、「太陽の歌声」と自らを名付けたという。

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まさに優しい陽だまりのような歌声を持つ彼女は、デビュー直後、福山雅治が主演した“月9”ドラマ「ラヴソング」(フジテレビ系)の出演を果たし、知名度が急上昇。注目のシンガー・Leolaのこれまでと今に迫る。

――まずはデビューのきっかけから。

高校生のとき、YUIさんやアヴリル・ラヴィーンさんといった女性ソロシンガーソングライターに憧れて、ギターを始めました。初めてバンドを組んだのも、高校生のときです。大学進学をきっかけに上京をして、大学の友達とサークルでバンド活動をしていたときは、みんな完全に趣味の延長線上な感じだったんです。

それで、「自分はプロのシンガーになりたい!」と思って受けたのが、LDHが2011年に開催したボーカルオーディション。セミファイナリストまで進めたものの、落選してしまったのですが、夢を諦めきれずに「レッスンを本格的に受けよう!」と決意するきっかけに。

自分にとっては、そのオーディションがデビューにつながる大きな一歩だったと思います。

――デビューに当たって、アーティスト名をハワイ語にしたのはどんな思いから?

ハワイ語の名前にしたのは、ハワイの人たちのように自分自身もピースフルでハッピーな人になりたいという思いから付けました。あと、自分が打ち出している「ビーチミュージック」に合う名前を付けたくて、考えたんです。

――「ビーチミュージック」とは?

例えば、日常に落ちているささやかな幸せだったり、季節で変わりゆく小さな景色の変化だったり。そういったシンプルなことを曲に落とし込むことで、誰かの生活の一部になるのが、ビーチミュージック。皆さんの暮らしの一部を切り取って、歌っていけたらと思っています。

もともとカントリーやフォークソングが好きな母親に影響を受けてきたので、オーガニックな音楽が昔からずっと好きなんです。学生時代はJ-POPが好きで、高校時代はロックバンドをやっていて。

いろんな音楽に触れるうちに最終的にはシンプルなものが好きだと気付いたのは、海との出会いがあったから。いろんな音楽に挑戦してきましたが、自然な流れで今にたどり着いた感じですね。

――デビュー曲の「Rainbow」から作詞をされていますが、作詞をするときに心掛けていることとは?

曲に描かれる彼がどんな人で、彼女はどんな人なのかはもちろん、2人がどこにいて、どういう景色を見ているのか…。曲を聴くだけで、そのときの景色が具体的にイメージできるように、なるべく具体的なフレーズをちりばめるように意識しています。リアルな距離でイメージできる詞を書きたいなって。

――作詞するときのルールみたいなものは何かありますか?

1番詞が浮かぶのは、どこか外の景色が見えるところで書くこと。家で書くときは、窓を開けて風を感じながら書いていますね。コーヒーを飲むのが好きなので、カフェで行き交う人の会話を聞きながら書くのも大好きなんですよ。

心を落ち着かせて、外の景色を見ることで、そこからインスピレーションをもらうこともたくさん。頭の中で考えるだけでなく、外からの刺激を受けたり、日々の変化を感じたりする中で書くようにしています。

――4月のデビュー直後に、月9ドラマ「ラヴソング」に出演。どんな経験になりましたか?

4月からの数カ月で、本当に何年分もの新しいチャレンジをしましたし、たくさんの刺激をもらいました。ここ8カ月くらいの日々が私の中では3、4年分の感覚というか(笑)。すごく得るものが多かった1年でした。ドラマに出演させていただきましたが、歌の世界とは全く違う世界だったので、お芝居の現場に身を置くことだけでもう必死でした(笑)。

今、振り返ってみると、歌の制作のヒントになるようなことをたくさん学べたと思います。歌詞を書いたり、歌ったりするときにそこに登場する人物のキャラクターをより重視して表現するようになれたので。

それはお芝居の経験をして取り入れられたことです。自分の歌にも影響を与えてくれるいい刺激になったので、これからもチャンスがあれば、やっていきたいです。

――今後の目標を教えてください。

夢は日本武道館でのライブです。そこにたどり着くためには、もっともっとたくさんの方に私の曲を聴いていただいて、私の名前をたくさんの方に知ってもらいたいです。3rdシングル「I & I」をリリースするのですが、Leolaが表現するビーチミュージックがどんなものなのかぜひ聴いていただけたら。

今回は冬にぴったりな楽曲が詰まっているので、四季を感じてもらえたら、うれしいです。