Doctors Me(ドクターズミー)- セーラームーンが性感染症予防PRに抜擢!他人事ではない性病の世代別特徴

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2016年11月21日(月)厚生労働省は梅毒などの拡大する性感染症の予防PRキャラクターに、「美少女戦士セーラームーン」を起用することを発表しました。

「検査しないとおしおきよ!!」といった呼びかけにネット上では早くも話題を呼んでいますが、世代を問わず性病への注意が必要です。

今回は世代別の性病増加の特徴や、男女別で感染が多い性病について、医師に解説をしていただきました。

梅毒患者が急増している理由


様々な通信手段の発達により、手軽に出会いをみつけられるようになったことで、不特定多数の相手との性交渉が増えたことなどが考えられます。

また、梅毒は感染力が強いことなどもあげられます。

男女別性感染症ランキング


男性


■1位:性器クラミジア
排尿痛や尿道不快感、かゆみ、尿道からの軽度の膿といった症状がでることが多く、尿道炎や精巣上体炎、前立腺炎を起こします。

■2位:淋菌感染症
尿道炎や精巣上体炎を起こす場合が多く、尿道炎の場合は、排尿時に痛みが伴ったり、尿道から膿性分泌物が出たりします。

精巣上体炎になると、場合によっては無精子症になることもあります。

■3位:尖圭コンジローマ
陰茎や亀頭、陰のうや包皮の内側などにカリフラワー状の隆起病変ができます。

女性


■1位:性器クラミジア
無症状のことが多いものの、子宮頚管炎に始まり、子宮内膜炎、卵管炎、骨盤内炎症性疾患へと発展します。

■2位:性器ヘルペス
感染部分が、水ぶくれのようなぶつぶつができたのち、赤くただれたように悪化していきます。外陰部だけでなく、子宮や膀胱まで及ぶ場合もあります。

■3位:尖圭コンジローマ
大陰唇や小陰唇といった外陰部、また膣や膣前庭、子宮頚部にカリフラワー状の隆起病変ができ、おりものが増える場合もあります。

20代の性感染症の特徴


症状として出現しにくいクラミジアが最も多いです。またHIV感染症が年々増加しており、更に近年では梅毒の罹患者数が増加傾向にあります。

30代の性感染症の特徴


症状に気づきにくい性器クラミジアの罹患者が最も多いですが、近年は減少傾向にあります。また30代でも梅毒の感染者が増加傾向にあります。

40代の性感染症の特徴


40代では性感染症に感染する方が20〜30代と比べ減少してはきますが、梅毒は近年増加しています。

50代以上の性感染症の特徴


避妊をしないことが多く、コンドームの使用が少ないことが一因です。また60歳以上では、勃起の治療薬の発達、性に対する価値観の多様化などから性に積極的な方が増えていることなどが一因と考えられます。

性感染症は早期発見と検査治療が重要


性感染症は放置しておくと、不妊の原因になったり、また治療せずに妊娠した場合は胎児に影響を及ぼすことがあります。

特にこれから子供を産もうと思っている世代にとっては重い問題になります。従ってこのような事態を防ぐためにも、早期発見、治療が重要です。

医師からのアドバイス

性交渉に対する正しい知識がないと、感染症にかかったり、また望まぬ妊娠などに繋がってしまいます。そのようなことがないようにしっかりと知識を付けたいものです。

未成年の方の場合は、性病かもしれないと思っても、なかなかご両親に相談できなかったり、医療機関への受診が遅れがちとなってしまいますので、十分注意してください。

(監修:Doctors Me 医師)