スマートフォンの通知画面(写真は2016年11月17日撮影)

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フランスのNetatmoは2016年11月15、17日、都内で屋外用防犯カメラ「Presense」の製品説明会を開き、最高執行責任者(COO)のマシュー・ブロードウェイが販売計画・戦略を説明し、製品開発責任者のフローリアン・デロイが製品を紹介した。

会場には「Presense」 以外にも、世界初の顔認識セキュリティカメラ「Welcome」などのAI製品が展示されていた。「Presense」の国内発売日は、12月1日。

自宅周辺の状況を知らせる

「Presense」は深層学習技術「Smart‐Sight」機能を搭載しており、自宅周辺の状況を正確に解析し、消費者に知らせることができる。家の近くを通った人や敷地に侵入した車、庭で寝転がる飼い犬さえも、「人が見えました」「車が見えました」「動物が見えました」などと、持ち主のスマートフォンなどに通知する。カメラが対象を認識している間の映像は録画されて持ち主に届けられる。その場にいなくても、何が起こったのかはすべて把握できるのだ。

通知、録画するか否かは、持ち主が好きなように決められる。動体検知の範囲も、「Smart‐Zones」機能で「庭の物置きの周辺」「門の周辺」「車庫のドア」などと設定できる。夜間には、強力な赤外線暗視機能で監視し録画する上、スマート投光照明があるので画質の心配は要らない。撮影された動画は内部のマイクロSDカードにローカル保存して個人のFTPサーバーに自動送信できる。

自宅内カメラ「Welcome」も

製品説明会では、世界初の顔認識セキュリティカメラ「Welcome」も設置されていた。これは自宅内の据え置き型カメラで、人の顔と名前を結び付けて持ち主のスマートフォンに名前を送信する。見知らぬ顔を検知した時も通知するので、誰が家に出入りしたか、確実に把握できるのだ。

これも「Presense」同様、カメラが対象を認識している間の映像は録画されて持ち主に届けられる。録画内容はカメラのSDカードに保存されるため、プライバシーは担保される。子どもに家の留守番を任せたい人や、「実家の両親が心配だ」という人は、これを使えば安心できるかもしれない。

矢野経済研究所によると、2015年のIP(ネットワーク)カメラの国内市場規模は、メーカー出荷台数ベースで前年比12.7%増の78万台だった。今後も14%以上の成長率を予測しており、2018、19年には東京五輪・パラリンピックの需要増でさらに成長するとみられている。