闘病中のシン・ドンウク、作家デビューを果たし心境を告白「テレビも見ず、人にも会わなかった」

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作家になって帰ってきた俳優のシン・ドンウクは試練に屈しなかった。彼の情熱的な挑戦は大衆を感動させるに十分だ。

22日の午後、ソウル麻浦(マポ) 区合井洞(ハプジョンドン) では、作家デビューを果たしたシン・ドンウクの記者懇談会が行われた。シン・ドンウクは最近、初の長編小説「書きます、宇宙日誌」を執筆した。

シン・ドンウクは宇宙関連の小説を執筆したことについて「僕は宇宙オタクだ。2008年から宇宙に興味を持つようになった。物理学、天体物理学、韓国力学、生理学などが好きだ。読んだ関連書籍は約150冊だ。読んでいるうちに内容の構想が出てきた」と話した。

2003年、KBS 20期公開採用タレントでデビューしたシン・ドンウクはMBC「ソウルメイト」、SBS「銭の戦争」などに出演し、精力的な活動を続けていた。しかし、2010年の軍服務中に珍しい病気である“複合性局所疼痛症候群(CRPS)”判定を受け、闘病を始めた。演技活動を止めて、無期限活動休止に入ったシン・ドンウクは挫折せず、むしろ新しい挑戦を始めた。それは長編小説執筆だった。

彼は闘病生活について「自らを孤立させた。テレビも見ないで、人にも会わなかった。すべてを自分で統制した。こんなにしゃべるのが難しいと思うのは、人と話すようになってから1ヶ月も経っていないためだ。寂しさが大きかった」と話した。

続いて本を執筆するようになったきっかけについてシン・ドンウクは、「2013年、ファンのみんなに呼ばれたことがあった。図々しくも帰ってくると約束したのに、考えてみればまだ調子も戻っていないし、約束を守れるのか考えていた。その結果、何か書こうと思い、小説を書くようになった」と振り返った。

シン・ドンウクのデビュー作である長編小説「書きます、宇宙日誌」は宇宙を愛する変わった天才実業家のマック・マカチャンと理論物理学者のキム・アンナ博士が出会って恋に落ち、宇宙エレベータープロジェクトを一緒に進め始める。

宇宙エレベーター建設に必要な小惑星を捕獲しに行ったものの、遭難して広大な宇宙に漂流するようになったマック・マカチャン。彼は妻に帰ってくるという約束を残しただけに、生きて帰るために必死にもがく。寂しく、つらく、死の危機に立たされたが、ユーモアを忘れない主人公に似ているシン・ドンウクの姿。彼も「僕の姿を投影した」とコメントした。

彼は「僕は病気だった。僕のようにいきなり試練を経験した人々の中で、生きることへの意欲を無くす方が多い。そんな方々に僕のように今すぐ出来ることを見つけてやってみてほしい、自ら試練に立ち向かうことが出来ると話してあげたかった」とメッセージを伝えた。

またたくさんの人が彼の作品を待っているだけに、演技復帰に関する考えも伝えた。シン・ドンウクは「演技に復帰すると約束したい。しかし、約束をしたら後悔しそうだ。約束ができない理由は、僕もよく分からないからだ。良くなったり、悪くなったり、と体調が安定していない」とし、「もう少し良くなれば、良い機会があれば、素晴らしい作品で帰ってこられるように努力する」と強い意思を見せた。

俳優シン・ドンウクの作家デビュー作である「書きます、宇宙日誌」は11月21日に発売された。