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内閣府は11月19日、「文化に関する世論調査」の結果を発表した。調査期間は2016年9月22日〜10月2日、有効回答は18歳以上の日本国籍保有者1,831人。

○芸術鑑賞の促進策、「入場料が安くなる」が最多

この1年間に、劇場や映画館、美術館・博物館などで文化芸術を直接鑑賞したことが「ある」人は59.2%で、前回(2009年)より3.6ポイント減少した。内訳は、「映画(アニメを除く)」が31.1%、「音楽」が24.8%、「美術」が22.5%となった。

「ない」と答えた人(40.6%)が鑑賞しなかった理由は、「時間がなかなか取れない」が最も多く46.1%。以下、「関心がない」が28.0%、「近くで公演や展覧会などをやっていない」が11.4%、「テレビ、ラジオ、CD・DVD、インターネットなどにより鑑賞できる(した)」が10.5%と続いた。

どうすれば美術館や博物館にもっと行きやすくなるか聞くと、「入場料が安くなる」が32.6%でトップ。次いで「住んでいる地域やその近くに美術館・博物館ができる(増える)」が30.7%、「交通の利便が良くなる」が23.6%、「展覧会の開催情報がわかりやすく提供される」が22.0%となった。

この1年間に、チケット代金以外の文化芸術振興に関わる寄附をしたことが「ある」人はわずか9.6%、「したことはないが、今後はしてみたい」人は26.7%だった。

日本の文化芸術の魅力を外国へ発信するため、積極的に取り組むべき分野を質問すると、「伝統音楽」が48.8%、「食文化」が45.5%、「伝統芸能」が41.1%、茶道などの「生活文化」が36.6%、漫画などの「メディアアート」が33.7%となった。

(御木本千春)