16日に開幕したロサンゼルスオートショー(LA2016)で、マツダが新型「CX-5」を公開して話題になっています。この新型「CX-5」で注目されているのが、新開発のボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」です。

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マツダのソウルレッドといえば、プロ野球の広島カープのヘルメットにも採用され、「赤ヘル」と呼ばれて自動車ファンだけに限らず、野球ファンや一般市民にも親しまれているマツダを象徴するテーマカラーです。

今回マツダは、同社の代表的なボディ・カラー「ソウルレッドプレミアムメタリック」を新しいボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」に刷新し、2017年2月に日本国内で新発売する予定の新型「マツダ CX-5」で初採用した後、マツダのテーマカラーとして広く他車種に展開していく予定です。

新色「ソウルレッドクリスタルメタリック」は、強さと鮮やかさ、クリアな深みと艶感を両立させることを目指して開発されたもので、従来のソウルレッドプレミアムメタリックより、彩度を約2割、深みを約5割増して、より瑞々しく艶やかな透明感が表現されています。

この新色の特徴から従来より複雑な塗膜層が予想されますが、新色「ソウルレッドクリスタルメタリック」の塗膜層は、クリア層、透過層、反射層というシンプルな3層構成で従来より鮮やかで深みのある色彩を実現しています。

シンプルな3層構成で新色を実現するために、マツダ独自の塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」を進化させた、ということです。

新色「ソウルレッドクリスタルメタリック」の透過層で採用された新技術は、1.高彩度な赤色の顔料を新開発、2.反射層には極薄の高輝度アルミフレークに「吸収フレーク」を加える、3.アルミフレークのサイズを均一化する、の3点です。

この3点の新技術から生まれる効果は、1.の新赤色顔料の採用で、よりピュアな赤色を発色させることに成功し、2.の反射層では、従来は2層でないと実現できなかった深みを1層で実現、3.のアルミフレークのサイズを均一化では、アルミフレークと光吸収フレークをボディの表面へ均等かつ平滑に分布させることで、より緻密に光を反射させることができました。

特に、3.のアルミフレークのサイズを均一化により、ハイライトの鮮やかさとシェードの深みが大幅に向上し、新色の表情を豊かにするのに効果が大きいと思われます。

この新色「ソウルレッドクリスタルメタリック」で開発された新技術は、ほかのボディカラーにも応用できるものです。たとえば、マツダのもうひとつの注目カラーである「マシングレー」に適用すれば、最近発表された「ロードスタ RF」にぴったりのボディカラーになりそうです。

今後マツダから自動車ファンを楽しませてくれる新色が次々に登場してほしいものです。

(山内 博・画像:マツダ)

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